http://ameblo.jp/nakagawahidenao/entry-10930829132.html
上げ潮派の中川秀直衆議院議員のブログである。
与謝野氏は欧米のやっているインフレ誘導を悪魔的手法であると断罪している。
量的緩和しても、日銀当座預金に積み増しされるだけで効果はないそうである。
だったら、復興に使えばいい。
デフレ脱却にこんなに良い環境はない。
豚積みの日銀当座預金を復興に使えばいいではないか?
それと量的緩和が豚積みなのは、インフレに対するハッキリとしたコミットがないからだ。
3%にするまで量的緩和は止めないとコミットすれば、必ず日銀当座預金の需要は減り市場に流れだす。
具体的に言えばインフレがゼロになれば金利を上げるとわかっていたら、市場はインフレに即した行動がとれないのである。
だから当座預金の需要が減らないわけだ。
これはぼくの意見ではない。
クルーグマンもサムナ―もベックワースも言ってる。
与謝野始め財務省はインフレを嫌う。
日銀もインフレを嫌う。
財務省は金利の上昇がない安定的な消費税増税が大好きなんだ。
金利が上昇すれば利払いがかさむので、自分たちの差配できるおカネが減る。
そして好景気であれば、自分たちの存在意義が低下する。
これは何としても避けたいんだ。
財務省は日銀を頼りにしているはずだ。
消費税増税でデフレが深刻化すれば日銀は0%までなら金融緩和して景気を支えてくれるからだ。
日本の官僚の意識統一は計られている。
その意思はやや不景気でゼロインフレで円高での国民負担率の高い国への誘導だ。
奴らには非常に都合がいいのである。
こんな暴挙を絶対に許してはならない。
国民は舐められているのである。
一般国民にとって悪魔的手法はどちらだろうか?
ゼロインフレ、円高、低成長→増税路線
日本の官僚は間違いなく悪魔的手法を用いている。