復興国債の日銀引き受けはもっとも手厚い義援金である | グレッグのブログ

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三橋氏のブログで義援金など不要と発言したら、冷酷だ!心の問題だから・・・と総スカンを食らった。

僕は復興国債の日銀引き受けはもっとも強力で手厚い義援金だと思っている。

なぜなら日本には財源が政府資産やGDPギャップにあるが、

これを惜しみなく復興に使うことで非被災地域の住民は当然受け取るべきであろう所得を被災地域に移転したのと同じだからだ。

しかし、何もしなかったり増税など馬鹿げた政策をすれば国民全体がショックに陥る。

財務省や日銀、現政府そして自民党までもが、このバカ政策を後押ししている。

今は被災地域も含め日本全体が所得低下圧力に晒されている。

財源を使い、被災地域に限らず日本全体の所得を上げるような総需要管理政策が求められている。

では財源は無限なのだろうか?いいえ、財源は有限です。

政府や日銀が需要を増やす政策を採用すれば、必ず供給力の範囲を超えた需要が出る局面がくる。

4%以上のインフレになれば、我々の財源は限界に達したと見ていい。

国の貧富の差は労働者一人当たりの生産性、供給力に依存するんだ。

これがこの問題を考える唯一の糸口であり、到達点だ。