https://news.infoseek.co.jp/article/20170316bgmania20172196573/
日本でのアルバイトといえば、スーパーやコンビニでのレジ打ち、飲食店でのホールスタッフ、清掃スタッフ......など、たくさんの仕事がありますが、海外に滞在しながら、就労体験ができるワーキングホリデー(通称:ワーホリ)では、サメのタグ付けや、カンガルーの糞を集める仕事など日本では、なかなか出会えないユニークなアルバイトが体験できるそう。
そこで、今回はワーホリだからこそ体験できる面白バイトを紹介します。
「リンゴの木を見続ける」のは楽じゃない?
まず紹介するのは、ニュージーランドで体験できるアルバイト。その内容は「リンゴの木を見続ける」。これだけだと、かなり楽な仕事に聞こえますが、仕事内容は、収穫の終わった冬のリンゴの木に病気(腫瘍)ができていないか、来季に向けて調査すること。
2人1組で、ひたすら農園中のりんごの木をあらゆる面から見て腫瘍を探し、腫瘍があったら、その部分をカットしてスプレーで印をつけます。雨天決行なので、寒さに強い人しか耐えられないかも。
時給は15.75ニュージーランドドル。日本円だとおおよそ1200円ほど。勤務時間は、週6日 8時~20時頃まで(休憩あり)。リンゴの木を眺めるだけなのか、なんて思っていたら大間違い。かなりハードワークです。
次に紹介するのは、格闘技・スポーツ等の経験者や体力に自身のある人限定のアルバイト。
オーストラリアでの「クロコダイルファーム」での仕事です。メインの作業は、クロコダイルの餌やり、移動、掃除など。期間は6か月で週に40~56時間の勤務が条件です。時給は22.13ドル(日本円で約2500円)です。
高めの時給が魅力的ですが、よく見ると、
「※クロコダイルに噛まれる可能性がありますのでご理解いただける方にお願いいたします」
という注意書きが。そりゃそうですよね......、クロコダイルですもの。ただ、レアな経験になることは間違いなしです。
命よりネイティブレベルの英語力必須?
最後に紹介するのは、西オーストラリアの"高給バイト"です。その日給は、日本円でおよそ9~16万円。約1か月のバイト月収が1日で稼げるかなりの高給です。
その名も「フライインフライアウト」。肝心の内容は、鉱山などの採掘場やその周辺の宿泊施設で働く仕事です。
就く仕事は資格や経験などによって様々で、労働者の食事を作るキッチンでの仕事や、ベッドメイキングなどハウスキーピングの仕事もあります。2週間程度ぶっ続けで働き、その後1週間まるまる休みといったシフトスケジュールなうえ、勤務中の食費や宿泊費は負担してもらえるので、一気にお金を稼ぎたいという人にはおすすめ。
こう見ると、かなりの好条件。体力さえあれば、ガッツリ稼げます。しかし、ここにも注意書きが......。
「※就く仕事の種類によっては、命の危険があります。ネイティブと問題なく話せる英語力のある方を募集しています」
なるほど......。おいしい話はそう簡単にありません。採掘系の仕事をすることになったら命の危険もあるので、覚悟が必要です。
このほかにもワーホリのアルバイトの中には、世界遺産のガイドや、農園での収穫の手伝い、ベビーシッターなどたくさんの仕事があります。フランス、イギリス、カナダ、オーストラリア、台湾など全16か国の協定国あるので、1~2年間休暇を取って、海外でアルバイトしてくるというのも夢があって楽しいかも。
日本ワーキング・ホリデー協会の調査より。