意外な新事実!最も適切な「黄金の睡眠時間」は●時間と判明 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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あなたは1日に何時間睡眠をとっていますか?「そりゃ、普通は8時間とるべきでしょう」という人もいれば、「忙しすぎて、6時間くらいしか寝る時間がない」という人もいるでしょう。

一般常識的には、昔から「睡眠時間は8時間とったほうがいい」と言われてきました。しかし、研究によると、実は8時間寝る必要はないばかりか、8時間よりもっと適切な睡眠時間が判明したというのです!

アメリカの英字新聞『Wall Street Journal』英語版の記事を参考に、睡眠についての新事実を探ってみましょう。

■黄金の睡眠時間とは?

睡眠についての研究によると、体と健康に一番いい睡眠時間は“7時間”だそうです。一説によると、それよりも20分少なくても、また多すぎても、記憶力や健康状態に悪影響が出てくるとか。

カリフォルニア大学の研究者が、110万人に対し6年間にわたって行った大規模な調査によると、成人の睡眠時間の中で一番死亡率が低かったのは、6.5時間から7.4時間の間だったそうです。それを平均すると、約7時間ということになりますね。

新生児や乳幼児が長い睡眠時間を必要とするのはよく知られた事実ですが、どうやら睡眠時間は、年齢が高くなるにつれて少なくなっていくようです。

同じ研究者がシニア女性に対し、10年間にわたって行った調査では、睡眠時間が5時間以下、または6.5時間以上だった女性の死亡率が、5時間~6.5時間だった女性よりも高かったそうです。

■“寝すぎ”で起こる健康的弊害とは

睡眠不足で起こる疲労や記憶力の低下、肥満の危険性などの健康的弊害はよく知られていますが、驚いたことに、“寝すぎ”の場合も多くの害があるようなのです。

研究によると、成人が睡眠時間を必要以上にとりすぎる生活を続けると、糖尿病や肥満、心臓疾患などにかかりやすくなるとか。しかも、睡眠時間が多すぎる人は、7時間睡眠をとっている人よりも、死亡率が高いそうです!

確かに、睡眠をとりすぎて起きた翌朝は、頭がぼーっとして体もかえって重くなり、体がうまく機能しないこともありますよね。良質な睡眠をとるには、普段から自分の生活習慣に気をつけ、適当な運動と健康的な食生活をし、時間に余裕を持って就寝しなければならないようです。

以上、適切な睡眠時間に関する新事実をお伝えしましたが、いかがでしたか? 統計的な平均で見ると、1日7時間の睡眠がもっとも健康的な生活を送るのに適しているようです。しかし、睡眠時間の必要性は、個人個人の体調や習慣で違う可能性も考えられます。

自分の頭や体が「この睡眠時間ならもっとも活発で健康的に感じる」という数字を知り、就寝や起床時間を調整して、なるべく毎日一定の睡眠時間をとるようにしましょう。