米男性が骨董市で買った装飾品、ロシア皇帝の「金の卵」と判明 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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[ロンドン 20日 ロイター] -米国の男性が骨董市で1万4000ドル(約143万円)で購入した金の装飾品が、実際はロシア 皇帝が宝石師ファベルジェに作らせたイースター・エッグであることが分かった。実際の価値は2000万ドル程度とみられる。

米中西部に住むくず鉄業者の男性は骨董市でこの装飾品を購入し、くず鉄として売ろうとしたが、買い手は見つからなかった。その後インターネットで調べたところ、ロシア 皇帝アレクサンドル3世が1887年にファベルジェに制作させ、皇后に贈ったイースター・エッグである可能性が高いことが分かったという。


男性は英ロンドンの骨董品取引会社ウォルツスキーに鑑定を依頼し、同社が顧客のためにエッグを買い取った。同社は男性や顧客の身元、取引価格などは明らかにできないとしている。


男性が「金の卵」を入手した経緯についてロイターは確認はできていないが、ウォルツスキーのキエラン・マッカーシー氏は「骨董品取引という仕事柄、全てを疑うが、このような話はでっち上げることはできない」と話した。


ファベルジェは1885年から1916年にかけて、ロシア 皇帝のために約50個のイースター・エッグを制作した。