http://www.asahi.com/national/update/0305/TKY201303040411.html
【山本智之】筑波大 は4日、脳卒中 や脊髄(せきずい)損傷などのため歩行に障害がある人を対象に「ロボットスーツ」を使ってリハビリ に取り組んでもらったところ、患者の9割で歩行速度の改善がみられたと発表した。
山海嘉之教授らが開発し、脚などの動きを補助する機能があるロボットスーツHALを使い、2010年1月~12年3月にかけて臨床研究を実施した。HALを装着した訓練は週2回、1回20分で、一人あたり計16回使ってもらった。
参加した38人のうち、10メートル歩くことができる27人について調べたところ、9割の25人で歩行スピードの改善がみられたという。