米民間企業が「安価な」月旅行を計画、1回1200億円 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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[サンフランシスコ 6日 ロイター] 米航空宇宙局(NASA)の元フライトディレクターらが立ち上げたコロラド州の新興企業ゴールデン・スパイクが、1回当たり15億ドル(約1240億円)での月への飛行計画を進めている。政府主導の月探査計画に比べ、費用は格段に安いという。


同社の会長を務めるのは、アポロ計画のフライトディレクターだったゲリー・グリフィン氏。「我々のビジョンは、米国を拠点とする安価かつ信頼性の高い月への民間有人輸送システムを作ることだ」と語っている。


計画では、NASAの宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶために現在開発されているロケットと宇宙船を使うという。


顧客がどれぐらい集まるかにもよるが、最初の飛行は2020年までに準備できそうだとしている。


同社の社長を務める元NASA科学担当副長官アラン・スターン氏によると、最初の飛行を実現するまでには70億─80億ドルの投資が必要。その後、飛行の手法などが確立できれば、1回当たりのコストは約15億ドルにまで下がるという。


1回の飛行で2人を最長2日間ほど月に送り込む計画で、スターン氏は「ロボット探査の費用で有人月ミッションが可能になる」と語っている。