「動くプラットホーム」、列車と併走 究極の高速鉄道システム | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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http://www.cnn.co.jp/fringe/30004696.html

ロンドン(CNN) 英国人デザイナーのポール・プリーストマン氏は、鉄道の概念を変える「動くプラットホーム」のシステムを考案した。
このシステムに必要なのは市内に張りめぐらした路面電車の路線網だ。利用者は家の近くで路面電車に乗り、市の中心部で高速鉄道に乗り換える。だが、駅でいちいち面倒な乗り換えをする必要はない。路面電車は都市と都市を結ぶ高速鉄道と併走して「ドッキング」するから、その間に乗り移ればいいだけだ。
「路面電車は速度を上げ、高速鉄道は速度を落として合流する。そして高速で走ったままドッキングする」とプリーストマン氏は言う。「(通常の電車が)駅で停車するのと同じくらいの時間、ドッキングを続ける。ドアは大きく、高さも同じなのでシームレスに移動できる」
紙の切符にかわるものとしてRFID(極超短波(UHF)帯無線識別)システムを導入して客の乗降を記録し、スムーズな乗降を可能とする。
全員の乗り換えが終わったら、路面電車と高速鉄道はドッキングを解いて別々の方向へと進む。行き先の町に着いたら、利用者はまた同じように路面電車に乗り換え、目的地の近くで降りればいいというわけだ。