NASAの月探査機9月にも打ち上げ、内部構造など解明へ | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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http://www.cnn.co.jp/fringe/30003792.html

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は25日、米首都ワシントンの本部で記者会見し、2機の探査機を使って月がどのように形成されたかなどを調べる「GRAIL」計画の詳細を発表した。
計画では探査機2機を月に送り込む予定で、打ち上げは9月8日から42日間の間に行われる見通し。米本土にはハリケーン「アイリーン」が接近しており、ケネディ宇宙センターは態勢を強化して探査機の安全確保に努めているという。
探査機は2機が同時に打ち上げられた後に分離し、1月に同期軌道に入って月面の情報を収集。送られてきた情報を分析して月の形成や内部の構造、地球側の側面と反対側の側面が大きく違って見える理由などを解明する。
さらに、教育機関と連携して教育プログラムの「MoonKAM」も実施。教員に登録を促し、探査機が撮影した月の画像を使って生徒が月の中の好きな地域を「探査」できるようにする。
月の画像はサンディエゴ大学の学生の協力を得て、MoonKAMのウェブサイトを通じて世界各国の中学生向けに配信する。生徒たちは「目標地域」を選んで自分で月面の写真を撮影できるという。