http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&k=20110629027236a
【ウェリントン２９日ＡＦＰ時事】ニュージーランド・ヘラルド紙が２９日報じたところによると、２７日、オークランドからシンガポールに向かっていたオーストラリアの格安航空ジェットスターの機内で、酔っ払った男性乗客が通路で放尿し、他の乗客に小便をひっかけるなどしたが、厳重注意だけで警察沙汰にはならなかった。
男性は仲間と離陸前からウイスキーを飲んでおり、泥酔状態だった。離陸後、６時間ほどたったころ、突然、通路で放尿を始め、止めようとした乗客にかまわず小便を周りにまき散らした。他の男性客の脚や女性客のスカーフなどに尿がかかったという。
男性はその後、自分が見苦しい姿をさらしたことにだんだんと気付き、よろめきながら航空機の隅の方で小さくなってしまった。乗務員が男性に注意したが、乗客からは男性にもっと厳しい態度をとるべきだとの声も上がっている。
これに対してジェットスター側は、男性に注意してアルコール類を取り上げており、警察を巻き込むまでのことはないとしている。ジェットスターのスポークスマンは、「我々は男性に厳重に注意した。注意に従わなかった場合は、警察が扱う事件になる」との見解を明らかにした。 〔ＡＦＰ＝時事〕（2011/06/29-15:54）