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食事のあと尿を調べるだけで食べ過ぎかどうかが手軽にわかる測定器を、健康機器メーカーのタニタ(本社・東京)が世界で初めて開発し、22日、試作器を公開した。
試作器は円筒形で、直径3・7センチ・メートル、長さ17・6センチ・メートル。キャップを外して先端部に尿をかけると、内部のセンサーが瞬時に糖の量を測定。食べ過ぎかどうかが液晶画面に表示される。
同社では現在、30~60代の男女200人によるテストを行っており、測定精度などを高めたうえで、2年以内の製品化を目指している。価格は1万円前後になる見込みという。同社では「自分の食事量が適切かどうかを細かく知る方法はこれまでになかった。安全にダイエットをする助けにもなる」と話している。
(2011年2月23日 読売新聞)