足の臭い対策(2)靴の中敷き、消臭剤を活用 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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 最近、足の消臭対策用の商品が次々と登場している。これらを適切に使いたい。

 足の裏の汗は、サイズが合わない靴を履くなどして、足に過剰なストレスがかかるとさらに増える。五味クリニック(東京都新宿区)院長の五味常明さんは「ゆるすぎたり、きつすぎたりする靴が、足の臭いを増大させてしまう」と指摘する。

 サイズの微調整に有効なのが、靴の中敷き。土踏まずなどをしっかり支えて、靴の中で足が前後するのを抑えるものや、消臭効果の高い素材を使った中敷きが販売されている。

 靴店では、中敷きの選び方についての知識を持った店員が増えており、気軽に相談するとよいだろう。

 足用の消臭剤は、足に塗ったり吹き付けたりするタイプや、足をふくシートなど様々なタイプから選べる。雑菌の繁殖を抑えるミョウバンなどの成分を含んだものも発売されている。

 体につける消臭剤の中には、常在菌を過剰に殺し、別の菌を増やして逆効果になるものもあるが、五味さんは「足は雑菌が特に多いので、市販品を使っても問題はない」と話す。

 足の臭いを気にしすぎると、緊張で汗がますます増えてしまう。消臭剤には、使うことで安心感を得られる作用もあり、お守り代わりにバッグに忍ばせておくのもよいかもしれない。

(2011年1月21日 読売新聞)