洗顔の基本(3)泡を乗せ 軽く押す | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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 洗顔で一番注意したいのは、こすりすぎ。東京・銀座の「スクエアクリニック」院長の田中早苗さんはそう指摘する。

 そこで勧めるのが「泡洗顔」だ。洗顔料をしっかり泡立てて、泡で汚れを落とす。「泡洗顔を知っていても、泡立て方が足りない人がほとんど。基本を身につけておきましょう」と話す。

 簡単に洗顔料を泡立てる方法として、田中さんは洗面器を活用する。洗面器にぬるま湯を大さじ1杯ほど入れ、洗顔料を1回分加える。生クリームを泡立てる要領で、手でよくかくはんする。泡に空気を抱き込むように混ぜるのがコツ。1分ほど泡立て、ぬるま湯を数滴加え、さらに泡立てる。手で泡をすくって逆さにしても落ちないくらいになったら完成。まるでホイップクリームのような滑らかさだ。

 資生堂スキンケア研究開発センターの安達謙太郎さんは、手のひらで泡立てる方法をホームページなどで伝えている。まず手を洗い、洗顔料を適量手に取り、両方の手のひらで全体になじませる。水かぬるま湯を小さじ2、3杯分加えて、手のひらの上で、指の腹を使ってかきまぜる。ある程度泡立ったら、さらに2、3回、水を加えながら泡立てる。

 泡を顔全体に乗せ、手で泡を軽く押すようにして洗う。「手が、肌に触れないことが大切です」と田中さん。ぬるま湯で洗い流し、タオルで押さえるように拭く。(小坂佳子)

(2010年12月25日 読売新聞)