http://www.jiji.com/jc/c?g=jfn&k=2010112200908
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「タコライス発祥の地」とされる沖縄県金武町でこのほど、世界最大のタコライスでギネスブック認定を目指すイベントが催された。タコライスは縦12メートル、横1.8メートルの台の上で作られ、総重量は746キロ。イギリスから訪れた公式認定員によりその場で「世界一」と認定された。
タコライスはひき肉、レタス、トマトなど、メキシコ料理「タコス」の具を白米の上にトッピングした創作料理。町内の飲食店が1990年ごろ、米海兵隊キャンプ・ハンセン(同町など)所属の兵士向けに作ったのが始まりで、現在では町内11店舗がメニューに加えているという。
町ではこれまで、町おこしや観光客誘致の一環として2005年と07年に約450キロのタコライスを作るイベントを開催。「元祖から世界一へ」を合い言葉に、昨年4月に認定員派遣を要請した。巨大タコライスのギネス認定は今回が初めてという。
町商工会によると、今後も町内のタコライス店をスタンプラリーで回れる企画を開催するなど、タコライスを使った町おこしを推進予定。担当者は「もう世界一はとったので、これからは一層タコライスが人々に愛されるよう取り組みたい」と意気込んでいる。【もぎたて便】