http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-16926920100825
[ベルリン 24日 ロイター] ドイツ在住のポーランド人男性(35)が5年もの間、頭部に銃弾を残したまま、生活していたことが分かった。男性は当時、酔っ払っていて発砲を受けたことに気付かなかったという。
ドイツ西部ボーフムの警察は24日、頭部にできたしこりを除去しようと病院を訪れた男性の後頭部から、22口径の銃弾が発見されたと発表した。
警察によると、男性は2004年か2005年に、ニューヨークの年越しパーティーで頭に衝撃を受けた記憶はあるものの、「非常に酔っていた」ために忘れてしまっていたとしている。男性は警察に対し、頭に痛みを感じていたたことは覚えているが、医者に行くほどではなかったと話したという。
銃弾を受けた周辺の傷はその後治ったが、頭部のしこりに度重なる痛みを感じたため検査を受けることになり、今回の銃弾発見につながった。
警察は、年越しの祝砲がたまたま男性に当たった可能性があるとみて、「事件」としては処理していないという。ここ数年間、ドイツのヘルネに住んでいるこの男性は20日に銃弾を摘出し、今週末には退院の予定だという。