カンボジアの「ジャングル女性」が言葉を話し始める | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&k=20091231024243a

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【プノンペン31日AFP=時事】2007年1月にカンボジアの密林で半野性化して発見・保護された女性の父親は30日、フランス通信(AFP)の電話取材に答えて、娘が言葉を話せるようになったと語った。(写真は、食事をするロチョム・プンギエンさん) この女性はロチョム・プンギエンさん(28)。1989年に水牛の群れに水を飲ませに行ったまま行方不明になった。約18年後に同国ラタナキリ州で農民から食べ物を盗もうとして捕まったが、当時はサルのように背中をかがめて歩き、地上の食べ物をあさり、動物のようなうなり声を発するだけで人間の言葉はまったく話せなかった。 しかし父親はAFPに対して、娘が12月に入ってクメール語を理解し父親のプノン族の言葉を話すことができるようになったと語った。 父親によると、プンギエンさんは10月に神経の病気で数日入院し、注射を打ってもらったりしたが、それをきっかけに変化が現れた。また、これまでのように密林の中に逃げ込もうとすることもなくなったという。 父親は「娘は非常に優しい。進歩が見られてうれしい。私たちがジャングルに連れて行こうとしても、家にいる方を望む」と話している。 〔AFP=時事〕