拒食症・やせ過ぎモデル問題 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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http://www.afpbb.com/fashion/style/model/F-MO-ANO


メディアによる「拒食症」助長は違法、フランス下院が法案を採択

http://www.afpbb.com/fashion/2842495

より

【4月17日 AFP】フランス下院は15日、拒食症・やせ過ぎを助長するようなインターネット、雑誌、広告を違法とする法案を採択した。
  ロズリーヌ・バシュロ(Roselyne Bachelot )保健・青年・ スポーツ相は、同法案は女性に拒食症などやせ過ぎを促すインターネット上のメッセージを防止するためのものだと語る。「若い女性が医者に嘘をつくよう仕向け、吐き出すのが簡単な食べ物を口にするよう勧め、食事のたびに自分を責めるよう促すことを、表現の自由とはいえない」。バシュロ保健相はさらに「このようなメッセ-ジは『死のメッセージ』だ。我が国では、メッセージを掲載しているウェブサイトの関係者を告訴できるようにするべき」と付け加えた。
 同法案が上院で承認され施行されれば、違反者には最高2年の禁固刑と3万ユーロ(約482万円)の罰金、違反者の行為により死亡が発生した場合には、3年の禁固刑と4万5000ユーロ(約723万円)の罰金が課される。
 下院での投票の1週間前には、仏ファッション界で、雑誌広告やファッションショーで健康的な女性のイメージを推進することを記した憲章の調印が行われた。この憲章では、いくつかのガイドラインが設けられているものの、スペインのモデル体重制限のような規制をかけるには至っていない。
 新法案をまとめたヴァレリー・ボワイエ(Valerie Boyer )議員によると、フランスでは3-4万人の女性が拒食症で苦しんでいる。拒食症にかかりやすい年齢層は12-13歳と18-19歳の2グループに分かれる。ボワイエ議員は「今こそ、社会全体がこの惨事に対処していく時だ」と述べた。(c)AFP


http://www.afpbb.com/article/1272955

より

【パリ/フランス 26日 AFP】巨大なファッション市場を持つフランス、イタリア、米国、イギリスの4か国は昨年より論争が加熱する‘痩せすぎモデル問題’に対し、一丸となって取り組む方針を示した。内容は‘禁止や制限’よりも‘認知度、意識の向上’に重点を置いたものになる予定だ。

■各国代表者、積極的な姿勢みせる
 4か国代表会議に参加したフランス・オートクチュール協会(The French Couture Federation )のディディエ・グランバック(Didier Grumbach )会長は「我々は、問題の原因は‘規制’よりも‘情報’にあるという見解で一致した。各国が協力して問題に取り組んでいくことになった。」とコメント。正しい情報提供が拒食症を含む健康問題全般に対する最善策ではないか、という結論だ。
 会議には、フランス・オートクチュール協会の他に、イタリアファッション協会(Camera Nazionale della Moda Italiana )、アメリカファッション協議会(CFDA )、イギリスファッション協会(BFC )から代表が参加した。各国が自国の政府とともにこの問題を積極的に取り組むことを確認。
 昨年11月に拒食症で死去したブラジル人モデルのアナ・カロリナ・レストン(Ana Carolina Reston )さんの一件を機に、青少年の拒食症につながる‘痩せすぎモデル問題’に対する議論が加熱。死亡時のレストンさんは、174cmという身長にもかかわらず体重が39.6kgしかなかったという。また、昨年8月にはウルグアイ人モデルのルイゼル・ラモス( Luisel Ramos )さんもファッションショー後に心不全で死去している。

■英国
 イギリスファッション協会は、文書で「規制の強制執行は、望ましくない。運動と教育を通じてファッション業界が意識改善に力を注ぐことが大切だ」と表明した。モデルに対する体重制限を設ける予定は無いが、代理案として専門家による対策委員会を設置し、健康的な身体像を促進していくとした。

■フランス
 ここ数週間で法的措置を含む様々な対応を進めた他国とは違い、フランスには15年以上前からモデル保護のための規定が存在するという。モデル事務所は政府にライセンス登録することが義務づけられおり、特に16歳以下のモデルは特別な許可書と健康診断が必須とされている。

■米国
 先週ニューヨークでは、アメリカファッション協議会がランウェイ・モデルについて体重制限を設けないと発表した。その代わり、栄養面についての食事教育をモデルに行うよう事務所などに要請する。同協会は、「拒食症をはじめとする複雑な摂食障害は、あらゆる局面から起こり得るものであり、ファッション業界のみの責任ではない。しかし、キャンペーンで、摂食障害の認知と意識向上に協力することはできる」と述べた。

■イタリア
 イタリアでは、昨年12月にイタリア政府側と国内二大ファッション団体が倫理規定に署名し、肥満度指数(BMI値)18を下回る‘痩せすぎモデル’と、16歳以下の‘若すぎモデル’のランウェイ出場を禁止した。これに関連して、厚生省は「健全で豊かな人生を推進する」との声明を発表。

■スペイン
 スペインでも、昨年9月から一定のBMI値に満たないモデルの出場を禁止している。さらに、今週には、「ザラ(Zara )」や)「マンゴ(Mango )」などのアパレルチェーン店をもつインディテックス(Inditex )社がスペイン厚生省の定める‘美の新基準’に賛同すると発表した。
 政府による「店頭ディスプレイ用マネキンのサイズは38号(日本では9号)以上」、「46号(日本では17号)の服を店頭のわかりやすい位置に並べなければならない」など詳細にわたってガイドラインに従うとの意向を表明した。
写真は2006年9月21日に撮影。(c)AFP/PHILIPPE DESMAZES


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3

より

アナ・キャロリーナ・レストン(Ana Carolina Reston, 1985年6月4日 - 2006年11月15日)は、ブラジル・サンパウロ州ジュンジャイ(Jundiaí)出身のファッションモデルである。

略歴 [編集]
サンパウロ州のイタリア系ブラジル人の中流家庭に生まれ、13歳で地元の美人コンテストに優勝したことをきっかけにモデルを始める。

そして、サンパウロのフォードモデルエージェンシーやブラジルのエリート・モデル・マネジメントに所属し、ミラノでジョルジオ・アルマーニの広告へ、それに加えてコレクションをはじめとするいくつかの有名デザイナーらのファッションショーに出演するなどしつつ、ヨーロッパを中心に仕事をしていたが、やがて仕事の幅が広がったことでトルコ、メキシコ、中国、日本と世界各国に赴くこととなった。

トルコ、メキシコでの仕事を終え、中国に滞在することになったのが2004年のことであった。その時、彼女は周囲の人から自分が「とても太っている」という批判を感じたという。[1] その後から過激なダイエットが始まったと言われている。いつしかそうした国々での仕事を終えたレストンは、結果的に生涯最後の滞在先となった日本へと向かった。

死 [編集]
『日本から帰ってきた直後の彼女を見て、どこか様子がおかしいことに気付きました。何かがおかしかった。』

彼女の母は彼女が亡くなった後のワシントンポストのインタビューにこのように答え、日本に行かせた事は間違っていたかも知れないとも答えた。何故なら、帰国したキャロリーナは極端に痩せてしまっており、彼女に母は「もっと何か食べなさい」と言ったが、キャロリーナの返事は「お母さん、私は何にも間違ってはいない。私は元気です。」と答えたと言う[2]。しかし、ダイエットの為にキャロリーナはトマトとリンゴしか食べていなかった。また、彼女のいとこ・ダニグリマルディによると、彼女は摂食障害(過食症)で、嘔吐して更に下剤を飲んでいたという。

2006年10月25日、腎臓の疾患によりサンパウロ市内の病院(Servidor Publico Hospital)に入院。懸命の治療を続けていたが、感染症を併発して容体はさらに悪化し、2006年11月15日に21歳の若さで死去。

神経性無食欲症(拒食症)による栄養失調が原因で172cmの身長に対し、死亡時の体重は40kg、肥満度を示すBMIの数値は僅か13.4しかなかった。

日本滞在時の話 [編集]
死亡当時に収集された情報のなかに、Diário do Povo紙に寄せられた、レストンの親友であった人物が語った、日本滞在時のレストンについての秘話がある。

レストンが日本で仕事を始めてしばらくの時を経てから、レストンは、そのエージェンシーの場において、2人の10代前半の日本人の少女(ともにモデル)と知り合った。レストンが「日本の南のほうの島から来たということをお互いに不慣れな英語で私に教えてくれた、幼い年齢なのに理想的なシェイプを持った綺麗な女の子たちだった」と語ったその娘らは、レストンと会うたびに、レストンに対して日本語で話しかけてきた。

娘たちが何を言っているのかは理解に及ばないながらも、孤独の状態にあり、その様子を見ているだけで癒されたレストンは、自身のモデル業からの収入はすずめの涙ほどであったため、自身の貯金を下ろして幾度か彼女たちに高価なプレゼントを与えるなどした。

ある日レストンは、仕事をともにしたアウタースタイリストの女性に対して、その娘たちがしばしばレストンに投げ掛けてきていた、ある日本語の単語の意味を尋ねた。スタイリストから返答を得たのちに、その言葉の意味を知るに至り、全てを悟ったレストンは、やがて帰国を決意した。それは肥満に関連した非常に侮蔑的な言葉であったのだという。

「何かに取り憑かれたように帰国の用意をしていた」とそう証言した情報提供者自身も、日本でモデルの仕事をしていたときに、彼女を含む外国人モデルたちのギャラの安さを馬鹿にされるだけでなく、まさにレストンと同様に、身体のことを酷く馬鹿にされるという事態を日常的に経験していたため、レストンに対して深く共感したのであったという。

キャロリーナについては、日本でも2007年8月24日放送「サイエンススペシャル・人類と食のミステリー・それでも食べずにいられない!!」(フジテレビ)で紹介された。

ルイゼル・ラモス

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%82%B9

ルイゼル・ラモス(Luisel Ramos, 1984年 - 2006年8月2日)は、ウルグアイのモデル。2006年8月2日にウルグアイのモンテビデオで開催されたファッション・ウィーク中に、神経性無食欲症が原因の心不全で倒れ、22歳の若さで亡くなった。彼女は舞台を歩いている時に気分が悪くなり、控え室に戻る途中で倒れ、そのまま死亡した。死亡する数ヶ月前からダイエットコークとレタスの葉しか摂取していなかったという。死亡時のボディマス指数は14.5(世界保健機関によると、16で飢餓状態と言われている)、身長175cmに対して体重は44.5kgしかなかった。2007年2月13日には、彼女の妹であるモデルのエリアナ・ラモスも、同じ死因により18歳で亡くなった。

彼女の死を受け、マドリードのファッション・ウィークでは、モデルのボディマス指数は最低でも18なければいけないとされた。また、イタリアでは0サイズのモデルの出場が禁止となった。


厚生労働省に「痩せ願望を煽るCMや番組に行政指導して欲しい」と要望したのに…未だに返信なし><

ブログを読んでいて、「拒食症なんて病気を知らなかった」人がすごく多い…

ダイエットハイからの中枢性摂食異常症は、予防できると思っています。

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