シリーズ「命 みんなで守る」(1) 私を救った一言 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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NHK総合 生活ほっとモーニング 明日の8時35分より放送予定 3回シリーズです。


12月1日

シリーズ「命 みんなで守る」(1) 私を救った一言

12月1日は「いのちの日」。11年連続で3万人を超える自殺者を少しでも減らすにはどうすればよいか、NHKは自殺防止キャンペーンを行います。生活ほっとモーニングでもこの日から3回シリーズで大切な人の命を守るにはどうすれば良いかを考えていきます。
1回目のテーマは「命を救ったひと言」。自殺を考えるほど追い込まれていた人を実際に救うことになった「ひと言」をご紹介します。
仕事が多忙なうえに家庭の不和まで重なり、自殺未遂をした男性が立ち直るきっかけになった、電車の中でかけられたあるひと言とは?そして突然うつ病になった夫に、妻が投げかけた大切なひと言とは・・・
「もし、私たちの大事な人が死を考えるほど苦しんだら」。そんな時にヒントとなるコトバをご紹介します。


12月2日

シリーズ「命 みんなで守る」(2) “地域力”でSTOP!自殺
「どうすれば大切な人の命を守ることができるのか」を考えるシリーズの2日目。地域の住民、医師、自治体が一体となって効果を挙げている取り組みをご紹介します。
静岡県で行われているのは「不眠」に的を絞ったユニークなキャンペーンです。うつに悩む人の多くが不眠に悩んでいることに着目し、「眠れないことに悩んだら医師に相談を!」と呼びかけているのです。

そして秋田県で、多重債務者の支援に活躍しているのが「なまはげの会」。弁護士や司法書士などの他に、元債務者も加わって、自らの経験を生かして困っている人の支援にあたっています。
一人で悩み、追い込まれて自殺に至るケースが多い状況を、いかに地域の力で救っていくか、その奮闘ぶりをお伝えします。


12月3日

シリーズ「命 みんなで守る」(3) 社会は自殺とどう向き合うのか

大切な人の命を守ることを考えるシリーズ3日目、自殺対策に成果を挙げ、国際的にも注目されているフィンランドの、国を挙げての挑戦についてお伝えします。
大きな方針は、「精神科医療の充実」と「自殺に対する啓発活動」の2つ。精神科医療の充実では、自殺に繋がるうつ病患者を早期に発見することを主眼とし、看護師の役割を重視しました。うつ病の初期診断ができるようにするなど専門的な役割を拡大した上で、地域の訪問活動に積極的に取り組めるよう診療報酬にも手を加えています。

また、社会への啓発活動では、自殺未遂やうつ病等を経験した有名人が、講演会やCMで自らの経験を語る活動を実施しました。その狙いは、自殺を考えるほど悩むことは、特殊なケースではなく、誰にでも起こりうることだという意識を広めることです。そして全小中学校の生徒にも、悩みを抱えた時には、一人で抱え込まず、相談できる窓口があることを教育しています。
「悩みを社会のみんなで解決していこう」というフィンランドの取り組みを、日本でどう生かしていけるか考えます。