http://www.jiji.com/jc/c?g=jfn&k=2009092800964
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三重県伊賀市の伊賀流忍者博物館で10月4日、伊賀上野観光協会主催の第1回伊賀流手裏剣打選手権大会が開催される。9月26日には予選(休日の部)が開かれ、忍び装束に身を包んだ44人の忍者、くのいちが参加。獲得点数上位15人が本選に駒を進め、29日に開催の予選(平日の部)と合わせて30人が、4日の本選で純金製の手裏剣や純銀製の手裏剣を懸けて火花を散らす。
同大会では、10~50点の点数が記載された同心円状の的に手裏剣を的中させて得点を競うが、礼儀作法や気合、個性なども評価される。
26日の予選では、忍者やくのいちに扮(ふん)した参加者が、神仏の加護を祈念する「九字」を唱え、審判や的に向けて一礼したあとに、的目掛けて手裏剣を投げ、獲得点数を競った。
忍者好きの名古屋市南区の杉山三春さん(57)は、長女の裕美さん(27)を誘って大会に参加。「ものすごい練習をした」という三春さんは自身は予選を突破できず、本選に進出した裕美さんをうらやましがっていた。また、愛知県豊田市の女性会社員2人組は、「ダーツと似ているが、難しい。見ていても楽しかったので、友人を誘ってまた参加したい」と感想を述べた【もぎたて便】