3ヶ月連続主催ライブが終わりツアーが始まります。
今回のツアーの目的は、スターダムにのし上がること。
と、言っても、簡単なことではありません。
その目的への手段で、
リリースを絡め、たくさんメディアに出してもらっています。
しかし変わらず最も大事なことは、
コンテンツ力、すなわち、STARMARIEというエンターテイメントそのものを強めることです。
それにより、
話題になった時に得られる結果が乗じて大きくなります。
具体的には、
曲の力、パフォーマンス力、
他、STARMARIEにしかできないことを発見し、追求していかねばと考えています。
例えば、今一度MCではなく、
ステージだけでどこまで勝負できるかを追求したいと考えています。
大手でコネと金があったって売れないんだから、
もう、それはとっくに、コンテンツ勝負の時代なんですよね。
強いコンテンツは口コミで広がる。
広がらないなら、まだまだ弱いんです。
多くの物事がそうであるように、
結果が出ないなら、
出すために違うベクトルの努力や、変化をしなければなりません。
目標と現在地の距離に目を伏せてはいけない。
今設定している目標は過酷かもしません。
目標?
それは、変わらず武道館規模の公演をすることです。
理由は?
それは彼女たちが、その規模になれば、何歳になっても続けられるためです。
逆に、その規模にならないと、いつか終わりが来るからです。
先日、一部の楽曲でお願いをしました。
STARMARIEの曲はとっても良いし、
パフォーマンスもキャラクター性も高いと思っています。
コンテンツの方向性を信じています。
ただ、目標までの距離が埋まっていません。
いろんな話題やチャンスはありますが、まったく埋まっていません。
それなら、変化を選択しなければいけないと考えます。
自分たちが信じるコンテンツ力をより発揮するために。
今回のことは、一部の楽曲での観覧の仕方によるものです。
メンバーとも話し合いを続けてきました。
もちろん5名違う人間、意見や言葉の表現には誤差があります。
ただし、チームとは本来それが前提の中で、
話し合い、目標を共有するものです。
目標に対して近づく可能性があるなら、その判断をします。
ではそれが、なぜ目標に近づくための判断なのか。
対象曲は、特に物語性・演劇性の強い曲、
映画で言えば、シリアスなシーンを彩る曲たち。
またその多くの曲は、
過去のSTARMARIEの観覧方法が”当然のルール”になっていました。
それをいったんフラットにし、
より今のSTARMARIEにマッチしたものにする必要があると思ったからです。
ホシノテレカやHey,my sisterがそうであるように。
あの頃と目標が違う、時代も違う。ファンも違う。
そうすれば、もっと伝わる。
伝えたいことが伝わる。
伝われば、それがコンテンツ力が上がったことになる。
映画で笑って良いシーンは、
もちろん声を上げて笑って良いと思います。
STARMARIEは、映画です。
そして、
もにゃが言ってくれましたが、
決して、過去を否定することにはなりません。
その時、その瞬間に信じる道をがむしゃらに進んでいるのですから。
あんなに汗をかいたり、笑ったり、泣いたりしたこと、
全部それは真実です。
味噌ラーメンを一生懸命売っていた店が、
味噌が売れなくなったら、
塩ラーメンや醤油ラーメンを研究しなければならないし、
ずっと味噌にこだわっていたら店が潰れます。
ただし、味噌は変わらず好きでも良い。
手段は、変化します。
変化しなければなりません。
カルチャーズ劇場の動員を見てください。
守りに入る余地などまったくない。
それがSTARMARIEの現在地です。
ただし、
「突然途切れたお弁当で 当たり前が幸せだった そんなの今更気付く」
周りの人を、生きてるうちから大切にしよう。
STARMARIEを見て、自分も頑張ろう。
伝えたいメッセージは変わっていません。
目標も、達成されるまでは変わりません。
最後に、
一部の方を悲しませて、ごめんなさい。
もにゃに批判がいってしまったこと、もにゃ、ごめんなさい。