子育てをしていると、
あー、こんなはずじゃなかったのになと思うことが本当にたくさんあります。
自分の中では、調子も悪くなかった。割と上手く子どものケアもできたはずなのに、
子どもがぐずってしまい、結局自分のテンションも下がる、なーんてことがよくあるんじゃないでしょうか?
僕自身も、そこで何度も苦しみました。
家族のためにこんなに頑張ってるのになんで報われないんだ?って。
だって、こういう時に限って、妻ともお互いに文句を言い合ったりしちゃうんですよね。
本当はそうしたいなんて思っていないのに、、
つい、感情をぶつけてしまうんです。
本当は、相手の否定なんてしたくないのに、、
実は、僕自身が子育てを楽しめるようになったのは、
経営者へのコンサルティング事業や、いそがい 喋りの教室などを通して、これまでたくさんの人の挑戦と成長に寄り添い続けてきた経験がとても大きいです。
その中で、とてもシンプルだけど、とても大事なことに気づいたのです。
当たり前だけど、ついつい見落としてしまうこと。
家族のような近い存在ほど、より見落としてしまうこと。
そう、それは、
『人はみんな違う』ということ。
当たり前じゃんそんなの、と思うかもしれません。
けどね、特に家族のような近い存在の人には、どこかで『自分と同じようになって欲しい』という意識で接してしまっていませんか?
例えば、自分は自分の本音や感情を出して、人との関係がこじれてしまったことがあるから、
あなたはそうならないように、うまく自分の感情を抑えなさいね。ってやつとかですね。
僕らは、自分と同調してくれる人に好意を持つ傾向があります。
そして、家族は近くて、大好きな存在だから、自分と同じような価値観でいて欲しいと、ついつい思ってしまうのです。
親ならば、子どもへの期待が高ければ高いほど、そうなってしまうケースもとても多いです。
でもね、これって決して悪い側面ばかりじゃなくってね。
例えば、我が家のように、子どもがまだ小さい時なんかは特に、
親の経験を元に、きっとこうしたらいいだろうという方法で子どもに接するわけですよね?
これってつまり、子どもにもっと良くなっていって欲しいという願いからくる行動なわけですから、
少なくとも、そこには子どもへのまっすぐな愛があるってことじゃないですか。
その部分は、確実に子どもに伝わってるんですよ!
だから、少なくともここに関しては是非ご自身を誇って欲しいのです!
ただ、ここで一点、気をつけて欲しいことがあります。
子どもに対して良かれと思ったアプローチをしたのに、期待通りの結果にならなかった場合、
決して落ち込み過ぎないようにしてください。子どもを攻めすぎないようにしてください。
だって、
親と子どもは同じようで違うから、
あなたがうまくいったパターンが、子どもにもハマるとは限らないんです。
よくよく考えたら当然のことなんですが、
子どもの半分は、元々は”他人”だったあなたのパートナーの性質なんです。
だから、自分の思うように子どもが成長してくれないのがイヤだ、と考えるんじゃなくて、
きっと私とは違う観点で、子どもは何かを得ているのだろうと、視点を切り替えてみて欲しいのです。
最初から”違う”ということを認識できていれば、
あなたと子どもとの違いを素直に受け止められるようになりますよ!
不安や心配は、自然と軽減されていきますからね!
子どもは、他の子と同じじゃなくて、その子独自の生き方をすればいいし、
そして、あなた自身も、周りと比べずに、あなた自身が一番しっくりくる人生を選んでいいんです!
人はみんな”違う”から面白いんです。
とはいえ、
近くて大切な存在である家族ほど、その違いを受け止め合うことが簡単ではないのだろうなぁとも同時に感じます。
特に最近、家族関係についてのご相談を受けることが増えてきたため、より強くそれを感じているのですが、
どうやら、『自分の家族のことを人に相談するのは”恥”だ』と感じている人が多いようです。
、、、果たして本当にそうでしょうか?
家族のことで抱え続けていることがあるのに、それを誰にも相談できないからと言って放置し続けている方が、将来的には良くない結果になると僕は思います。
逆に、家族の絆をもっと強くしていくために人に相談できる人は、本当に家族のことを考えて、行動を起こしているということですから、
そんなに素晴らしいことはないと思います!
僕は、そんな想いのある家族をもっともっと応援していきたいです!!
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■磯谷祐介のお仕事
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