ぽんのあれこれ -2ページ目

ぽんのあれこれ

徒然なるままに日暮し、スマホに向かいて心に移り行くよしなしごとを書き連ねます。基本的には備忘録。


気になったらお好きにコメントしていただければと思います。

  8月24日


今年は観葉植物と思っていたビオレソリエス。



お盆過ぎの8月24日に実が付いているのを発見。


めっっちゃ微妙なタイミングですね。成熟まで90日としたら、12月前ですよ。


晩生のため半ば諦めの気持ちはありますが、せっかく付いた実なので育ててみようかな。木は十分大きくなったことだし。


幻の黒イチジクと言われるビオレソリエスですが、今となっては結構な数の農家が作っているのかそれほど珍しい品種ではなくなっていますが、知名度に比べての流通量は多いとは言えず。


だからこそ作りたかったというのはありますね。なので収穫できたら嬉しいな。


  9月13日


半ば諦めているので、それほど写真に残しておらず。


20日程でここまで成長しました。他の品種に比べて幾分か平べったい形をしてます。


  9月20日


更に一週間。



それほど代わり映えしませんが、ハト目(イチジクの穴部分)が本当にハトの目のような感じに赤くなってます。


  11月2日


一気に秋らしくなり、ちらほら紅葉してきた木々も出始めており、イチジクもそろそろ限界。


当然、ビオレソリエスも熟れておらず。こうなるとそのまま置いておいてもどうにもならないので、オイリング。


おおよそ10日あれば実が肥大してくるので、この辺りがギリギリかなぁ。



ということで、ビオレソリエス含め、全部の実にオイリングを施しました。なかには多少色づいているものもあったり、



全く熟れることを思ってなさそうなものもあったり…


まだいけそうな気はしますが、結果は10日後。ということで、オイリング込みの実績ということで考えていただければ。


  11月17日


この間に、なけなしのブルジャソットグリースが何者かによって収穫されてました。犯人は鳥だとは思いますが、なけなしの一個を取っていくとは…。


油断してました。


ビオレソリエス、バッタリアグリーン、ブランシュダルジャンテイユ、シャーアンバーそれぞれ大きくなってきており、期待してたのに…


ビオレソリエスはもうだいぶ柔らかくなっており、収穫しても問題ない程度にはなりました。オイリングの効果が出るまで時間が掛かってます。追熟しないイチジクは木の力で実を完熟させるので、寒くなって木が実を熟すために必要なエネルギーが足りてないからでしょうかね。


とはいえ、段々と完熟に向かっており、ある程度食べられそうな固さになってきたので収穫してみよう。


とりあえずバッタリアグリーン、シャーアンバー、ビオレソリエス一つずつ収穫してみました。


緑のはバッタリアグリーン、時計回りに小さいのはシャーアンバー、紫色のがビオレソリエスです。あとはブランシュダルジャンテイユもありますが、今日はまだでした。


オイリング凄いなぁ。全部熟れてきましたからね。ある程度熟れていれば食べられるまで持ってこれます。とはいえ岡山県南でも10月末のオイリングが限界かもなあ。

さて、ビオレソリエス。


ちゃんとビオレソリエスですねぇー。綺麗な断面と表面のコントラスト。


味はというと、オイリングのせいか、それほど感動するようなものではなかったかな…正直。


普通ーに普通のイチジクでした。まぁ甘くて美味しいんですけど。もっとこう、癖というか、あっ!違う!となるかと思ったんですがね。


むしろ感動したのはこれ。


バッタリアグリーン。割ってみて、『あー。早すぎたか…』と思ったんですけど、とりあえず試食。


!!


凄い!めっちゃ濃くて美味しい。皮をむいたので風味は落ちましたが、それでもアルマJPに近いものを感じました。甘さが濃厚です。ぎゅっと濃縮されて甘い感じ。


サイズ感もビオレソリエスに近いサイズで、これなら満足。何よりもFMVからの結実という事が嬉しいですね。


ちなみにシャーアンバーは



小さいながらもイチジクらしいイチジクの味で、美味しかったです。アンバーと言いながら結構ピンク色の果実なんですけど、時期が遅くなるとピンク→赤に変わってくるそうな。