久しぶりに
実家に放置していたギターを手入れしようかなと思い、持って帰りました。
改造箇所


ピックアップは純正のEpiphoneのpro buckerからSeymourDuncanのJAZZこと、SH-2nとSH-2bに交換してます。フロントが剥げててわかりにくいですが、カラーはゴールドに。途中、GibsonのBurst Bucker#3をリアに載せてましたが、ハウリングきつすぎたのと、リアもコイルタップしたくてSH-2bに。ピックアップのエスカッションもSCUDのものに交換してます。この辺りで既に本体価格を越えているという無駄な改造費…
ブリッジ、テールピースはGOTOH製に。ストラップ固定用のピンはシャーラーのロックピンに。



キャパシタはtone factoryのvitaminQ、0.022ufに。
ポットはCTSのポットに、ジャックはswitch craftのクライオ処理のものに交換してます。
配線に使ったハンダはKester44の銀入りハンダ。
今みると酷いですけど、これが限界でした。万力もないし、銀入りハンダは溶けにくいし、ハンダ吸着線も持ってない頃。
繋ぐだけで一苦労だったなぁ…。
こんだけやって
音が劇的に変わったのかというと、変わりました。SH-2がとても優秀。家のちっこいアンプでも違うもんね。
pro buckerは無理やり太い音を出そうとしたというか、この位のギターならこのピックアップで誤魔化せば大体それなりの音するでしょ?的な無駄な太さがあって、シャラランとクランチやクリーンの似合うSH-2とは対局にあるようなピックアップだったのでそりゃ僕の耳でもわかるわなぁ…
話変わって、中韓の作るギターってのは、カラーリングのセンスがなんか酷いんですよね。


わかります?この違い。外周の色残り部分が多過ぎ&コントラスト強すぎ。元々のバーストカラーは当時の塗料が紫外線劣化や色褪せによって中央からグラデーションになったものを模しているので、こんな褪せた部分との境界がはっきりとは残らないんですよね。なんか安っぽい。ヘッドに次ぐ残念ポイントです。
フレイムメイプルの杢はまぁそれなりに好きです。ボディは何ピースかもわからないメイプル材の上にフレイムメイプルのブックマッチの化粧板が貼られているんですけど、海外製の安ギターは時々、この木目を木目調のシールで表現していたりするのですが…

指板はローズウッド。今となってはローズウッドも手に入りにくくなっていて、代替材ならまだマシで酷いと樹脂のものとかもあるとか。割れてなくてよかった。ここの手入れが一番大事です。オレンジオイルで磨いて汚れを落としつつ、割れないようにオイルを染み込ませながら拭きあげます。
ネックの状態も、ほぼ反り無し。スリムネックで反りやすいんですがトラスロッドは一度も回してないので、ネックに関してはそれなりに当たりの個体。酷いと波打ちしたりねじれたりします。これもネックに若干歪みの気配があったけど、10年以上ギターハンガーに吊るしてたらなんか真っ直ぐになってた笑
ボディはマホガニー3ピース。日本製なら2ピースが当たり前みたいな所ありますけど、コストカットのお陰で3ピース。ネックはマホガニーの1ピース。ちゃんとマホガニー使ってるだけちゃんとレスポールなんだよな。
良いギターではないけど、色々と思い出深いギターなので、今でも大切にしとこうかなと思う所存。








