BB-Xシリーズ

05BB-X TECHINIUMから、現在の22BB-X HYPERFORCEに至るまで、BB-Xシリーズの2500、C3000クラスにはランクの上下を問わず、スプールの互換性があります。(尾長SPやレマーレはボディサイズが大きいので互換性なし、C4000は互換性あり、BB-X鱗海とハイパーフォースコンパクトのC2000と1700とも互換性なし)
なので、昔のボディに最新のスプールを付けることが出来ますし、新しいボディに昔のスプールを付けることも出来ます。エコですね。そしてスプール資産があると、別のメーカーに浮気しにくくなりますね。まんまと戦略にはまっているとは解っていながらお布施を続けるというね。
所有スプール
05BB-X TECHINIUMはスプールごと親父にあげたので既にもってないのですが、カッコ良かったんですよねぇ。
この頃はAR-Cスプールじゃないので、今更買うか?と言えばノーですが。
09BB-X TECHINIUMの限定版white special純正スプール。カッコ良いんですよね。さすがに21BB-Xに付けると古さを感じますがAR-Cスプールだし、機能面ではそれほど見劣りはしないと思います。ただ、スプール厚が現行モデルより明らかに暑いので、少し重たいと思います。重い分衝撃には多少強いと思うので、ラフに扱っても大丈夫だと思います。
同じモデルのFIREBLOOD版。コスメ的な問題位で機能的には純正スプールと変わらないです。2500DAという今では見当たらない符号のモデル。05BB-Xの頃なんかはまだBB-Xにはドラグ付き、ドラグ無しのスプールがありました。なのでドラグ付きのスプールにはDが番手の後に付いてます。AはAR-Cスプールを表すアルファベットだというのをSHIMANOのサポートセンターから答えを貰ったので、これはドラグ付きのAR-Cスプールという事。限定スプールを使いたくなくて買ったというスプール。21テクニウムに付けると一気に22ハイパーフォースの感じになります。。。
21BB-X TECHINIUMの純正スプール。間の15BB-X TECHINIUMを持ってないのでわからないのですが、09BB-Xと比べると凄く肉薄スプール。下側に絞りもあり、変形にはかなり弱そうですがリールの軽量化は考えられているよう。ブランキングが斜めスリットで15BB-Xに似ている。というかツインパワーに酷似。
21BB-X TECHINIUMのFIREBLOODハイレスポンスドラグスプール。コスメだけでなく、純正スプールからカーボンドラグワッシャに替えられており設定どおりのドラグ値でラインが出るという機能面でも差別化されたスプール。PEラインの釣りにという触れ込みですが使いこなすのは結構難しいですね。というのも設定値付近で効くというのはそれより強いやつはどんどん糸が出るので一発凌いで巻きながらネッチョリドラグを効かせてというのがやりにくい。
レバーブレーキリールは何処へ
BB-Xというレバーブレーキリールのドラグというのは昔は無かった、付けてもおまけ程度のものでしたが当たり前に付けられるようになりました。
1990年代のLBリールはレバーで糸を出すのだから余計なドラグは無用の長物、邪道といった考え方がありました。
今ではフカセ釣りと言えどもドラグを使いこなしてこそというのが当たり前になってきており、LBリールもドラグの進化が進んできそうな気がします。
とはいえ、ワンタッチで取り付け出来る特性から普通のリールの様なドラグ構造にはならないのでしょうから難しいところですね。




