また空弾き
先週末、久しぶりに実家に帰って音沙汰のない罠を見てみました。
筒と踏み板が山畑の下まで2つ落ちてました。そして2つとも空弾き。
最近猿もよく出没してたから、猿にほじくりかえされて外れたか、猪の足をとらえ損ねたか…
そりゃかかりませんわ。
今猟期は残すところあと二週間。
仕留め損なったが故に警戒心は強くなり、飯は食ってるから栄養状態を改善させただけになってしまいました。
こういう失敗は猟期外の出没による損失を増やし、罠にかかりにくい個体を増やし、栄養状態を改善させて産子の数を増やすだけなので個人的には慚愧に堪えないわけですが、生き物相手の狩猟というのはかくも難しいものかと実感してます。
とはいえ、まだあと少し猟期も残っているので、糠を貰いにいき、今期最後のエサ撒きをしてきました。
今年の反省点
①くくりワイヤーを作り直す
②踏み板を違うタイプを考える
③トレイルカメラの導入
の3つを思っています。
①については、一度掛かったものはどうしてもワイヤーが曲がっていたりしてスムーズに弾かないというのが致命的にダメなので新しいものに交換することにします。これについては部品も揃っているので、あとは時間が取れるかどうかかなと思います。
②については、うちの山がガラ石交じりの竹林なので、管を埋めてもその周りが元通りにならず、隙間だらけだったり、管と地面がツライチにならないことから、穴を掘らないタイプの踏み板も導入してみようと思います。これはコスト的に結構するので痛いところではあるのですが、まぁ何事もやらねばその良さも悪さもわからない所なので、とりあえずは市販のものを使ってみて、それから自作を考えてみようと思います。
③については、やっぱりまだまだ獣道の見極め、特にどちらの道の方が濃いのか、何処に足を置くのかわかってないので、罠も当てずっぽうの配置になっているのか猪にかわされているのか判断が付かなかったという点を改善したいなと思います。
今年良かったこと
きちんと糠を撒けば、ちゃんと良い時期に誘引することが出来ていた事。なんなら撒いた翌日には誘引出来ていた訳なので自分の気配はうまく誤魔化せていたのかなと。
あとはアニマルサインの見極めがちゃんと出来たこと。ある程度獣道がここにあるというのが見えてきたことかなと思います。
戦績
4年のうち、初年度、三年目にそれぞれ仕留めた雄猪の二匹で、猟果0の年が今年含めて二年。5割/年の捕獲率です。安定して毎年一頭捕獲を目指して頑張ろうと思います。
