イノシシ捕獲から解体まで(閲覧注意) | ぽんのあれこれ

ぽんのあれこれ

徒然なるままに日暮し、スマホに向かいて心に移り行くよしなしごとを書き連ねます。基本的には忘備録。


気になったらお好きにコメントしていただければと思います。

結局、家が逆側とはいえ近かったりで射手の応援はなさということになり、セルフで止め刺しすることに。


次やるなら止め刺し出来る道具を準備しないといけませんね。


今回はなんとかなりそうなサイズだったので殴打で止め刺し。くくりワイヤーがかなり上のところをしっかり括っていたことと、竹に絡まってリーチが短くなってた事もあり実行できました。


最初はロープで鼻を括って保定しようと思ったんですけど、噛みつかれたりして上手くいかなかったので電殺機作らないとですね。





ここから解体が続きます。閲覧注意です。













という事で、鍬で止め刺しをして、ナイフで放血して、罠から外します。ここから先は自分の記憶とYouTuberを頼りに。放血する時は足を動かして出来るだけ血が抜けるようにします。


一人でも運べるサイズですが、40kgくらいありそう。


若いオスでした。
マダニも全然付いてないし、臭いも殆どない。これは良いイノシシの予感…

猫車に乗せて、川で汚れと残った血を洗い流してしばらく放置。

頸動脈の所から肋骨に掛けて皮を割いて、肋骨にナタを入れ結合部を外し切り口を首まで伸ばします。今度はそこから肛門まで、オスなので途中Y字型に迂回しながら肛門まで皮を開きます。

気管、心臓、肺までを剥がして腹膜を割き、それ以外の内臓を傷つけないように刃先を進めて直腸が背骨側に上がる位置の骨盤を左右ナタで開いてから肛門周りをくりぬきます。あとは肋骨に着いた内臓を剥がすと臓物がなくなります。膀胱を割ったり、腸を傷つけたらそこで終わりですので気をつけて進めます。この時点だと脂身がトロトロで切り進められないので一旦川に漬けて残った血を洗い流して脂身を硬くします。洗い流したあとがこちら。

皮と脂身の境目がよく分からないですが、カッターと出刃包丁で皮を剥いでいきます。凄い脂身。美味しそう。皮が剥げてしまえば全然臭いがなくなります。そして外した骨や皮がほぼ半分の重さ。

枝肉になったらあとは部位ごとに切り分けて、スペアリブも外して袋に詰めて、残った背骨は半分にして肥料袋に詰めて今日は終了。


地べた作業で腰が痛い…
肉が入らないのでクーラーBOXに氷を入れて置いています。