くくり罠製作 | ぽんのあれこれ

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徒然なるままに日暮し、スマホに向かいて心に移り行くよしなしごとを書き連ねます。基本的には忘備録。


気になったらお好きにコメントしていただければと思います。

コロナも落ち着かず、釣りにも行けず、じっとAmazonで妄想ショッピングばかりしてます。


お陰さまでコロナにもかからず過ごしてます。


いやもうほんと、こんなに釣りに行かない(行けない)シーズンは初めてかもしれない。

さて、咋シーズンは二度目の猟期でしたが、そうそううまいこと猪はかからず、ひたすらに斜面が荒らされただけで終わりました。

まー、たった二つのくくり罠だけでは…って所もあるかとは思うので、増産することにしました。

まずは踏み板から。ホームセンターでVU管1mを調達します。直径は12cm以内になるように。そして手頃な蒲鉾板程度の板材と釘。あと電動ドリルね。

太い方を思う長さでノコギリでカット。外側の筒になります。細い方は鉛筆で板に円を描いて太い方の1/3程度の長さでカットします。

円を書いたとおりにノコギリでカットして、良い塩梅で収まるまでグラインダーで削ります。細い筒の上部5mm程度に2mmの電動ドリルで穴を開けてから、5mmのドリルで釘の頭が落ち込む溝を掘ります。そこまで出来たら板を嵌め込み、トンカチで釘を入れたら完成です。ここまで進めてからブログ用に写真残しときゃよかったと思いました。

まぁ、なんとなくイメージで出来るからいいっしょ!

次はくくりワイヤーを作ります。ワイヤーカッター、スエージャー、4mmワイヤー、オーバルカシメ、ヨリモドシ、押しバネ1m、VU管20mm用キャップ、13mmキャップ、20mm管、13mm管、ステンレス12.7mmパイプ、金属ノコ、強力接着剤、締め付け防止金具、シャックルが必要になります。

まずはVU管13mmのキャップの中心に5mmのドリルで穴を開けます。持ちにくいし、穴が開いたら摩擦でキャップごと回って怪我するので気をつけて。そこからキャップの角まで穴を広げます。中心のみだと地面と平行にしか罠が仕掛けられず、くくり部も爪先寄りになってしまいます。端まで座具ることで地面と垂直にバネ部を埋められ、埋まったバネが飛び上がることで結果高い位置を括れるはずです。

20mmのキャップも同様に穴を中心に開けて、20mmのVU管を25cm程度にしたものとボンドでくっつけます。

VU管は13mmが一番細くて内径が13mm。これより細いVU管は無いので、コ○リで見つけた1mのステンレスのパイプを使いました。これを15cm位に金属ノコで短くします。


13mmのVU管はだいたい4cm位に切ります。

13mmキャップ→VU管13mm→12.7mmステンパイプを接着剤で固定してドッキングさせた状態です。このステンパイプをガイドにして押しバネが伸びて足をくくります。

押しバネはだいたい中央で半分にして使います。ワイヤーカッターで切ったけどむちゃ固いので注意。

あとはワイヤーカッターで4mmワイヤーを1ヒロ少々とり、オーバルのカシメに通しスエージャーで圧をかけます。

次にくくり金具を通し、先ほど作った13mmのキャップの方を通します。

次に半分にした押しバネを通し、20mmのパイプの方から20mmのキャップへとワイヤーを通します。

次にストッパー金具を通してからカシメ→ヨリモドシの順にワイヤーに通してからワイヤーをカシメに戻してからスエージャーで潰します。

ヨリモドシの空いている方に適当な長さのワイヤーを繋いでシャックルを着けたら完成。


※これは13mmのパイプと20mmのパイプを逆に入れてましたので泣く泣く外してやり直す前の状態です。

バネ部は土に埋めて垂直になる予定です。こんな感じで見よう見まねで罠を3つ増やしました。完成ー!テッテレー!!



けど、なんか不安!

何が怖いって一昨年のサイズがかかったりしたらカシメがスッポ抜けるんじゃないかって凄く気になる…そして意外と踏み板とワイヤーの摩擦が大きくて、かなり踏み込まないと発動しないんじゃないかという不安。

そうなるかはかかってみないともわからないけど、ちゃんと発動はしたので出来てる事は出来てるんで、信じるのみ。って感じでしょーか。

最悪、踏み板買えばなんとかなるさ…

と、興味本位で作ってみました。くくり罠。意外と4mmワイヤーのカシメが止めれるスエージャーは安くないし、ステンパイプを切るのも骨が折れるし、何よりセルフで作った道具に信頼感というか一抹の不安がモヤモヤしたままだし、数個程度を作るならコスパ悪いので出来合いを買うのも良いなと思いました。普通千切れんて!ってワイヤーがキンクしてたにせよ千切れてすっ飛んできた訳で、一歩間違えたらニュースもんですからね。

あと、出来上がったら木にでもかけて油抜きをしておきましょう。奴らは工業油の匂いが嫌いらしいので。