
2011年になってまだ一ヶ月もすぎていませんが、これはきたなー。相当キタ。
今回はブルックリンでいま最も注目されているバンド、Dream Diaryのデビューアルバムを紹介。
記憶に新しいところではThe Pains of Being Pure at Heart、The Drums、Wild Nothing辺りが世間を賑わしたブルックリンのインディー・シーンですが、このDream Diaryが放ったインパクトはそのどれにも負けないほど強烈。試聴機で再生ボタンを押した瞬間に確信したもんね。これはすげえって。あの痺れる瞬間、去年でいえばNapoleonのアルバム(去年の僕の年間ベスト)を聴いた瞬間がまさにそういった感覚だったのですが、そうそうに出会えるもんでもありません。
キラキラしたシンセと美しいハーモニー、完璧すぎるドリーミンポップが満載。まるでオーロラに包み込まれたようなとろけるようなメロディの連続。幻想的な世界観はあっという間に聴く人を虜にしてしまうでしょう。ちと大袈裟かな?(笑)
いや、でもこの盤は本当に素晴らしい。2011年のベスト3には必ず入ってくるであろう音源であることは間違いありません。
しっかし、いまや世界の中心はブルックリンだよね。ブルックリンを中心に世界が回ってる。UKも頑張れ。ちょっと寂しいぞ。
exlovers、The Go Betweens、The Pains of Being Pure at Heart、辺りが好きな方への大推薦盤。ちなみに、日本盤のみのボーナストラックとしてThe VaselinesのSon Of A Gunのカバーが収録されているのですが、これまた素晴らしいナイスカバーでその点でもオススメです。