にきび治療
おはようございます。
自分が力を入れている治療の一つにニキビ、ニキビ跡治療があります。
今回はニキビ治療のモニターさんの症例のご紹介です。
ニキビは皮脂腺から出る皮脂が毛穴に溜まり、そこに菌が感染することで発生する皮膚の炎症性疾患です。
主に思春期に多く生じ、炎症の程度によってはニキビ跡を残してしまいます。
ニキビ跡を作らないためには、当然ニキビを作らないことと、ニキビの炎症を早い段階で治めることが重要です。
軽度であればホームケアにて改善できますので、市販薬などでも十分かもしれません。
また食生活や睡眠時間を見直すことで改善も可能でしょう。
しかし、ニキビが悪化してくる場合や、上記の方法で改善しない場合には、それに対応する
治療法を行わなければなりません。
私はニキビが悪化する場合の原因として、皮脂量の多さと毛穴の詰まりやすさ この両方が原因であり
両方に対してアプローチできる治療が必要だと考えています。
では症例です。
炎症性のニキビが頬全体に広がっています。
こちらは治療開始後3ヶ月です。炎症性のニキビはほとんど無くなりました
赤みを帯びたにきび跡が残っている状態です。
治療としては内服薬、外用薬を状態に合わせて変えていきます。
ここまで来たら重要なのは、この状態をキープすることと、赤みを改善することです。
通常、内服や外用を止めるとまたニキビが悪化してくるのですが、根本的な原因である
皮脂腺にアプローチできる治療を組み合わせて、再発を予防します。
再発防止、肌全体の質感を改善することを目的にサーマクールを行うこと、ニキビ跡改善目的に
フラクセルなどのフラクショナルレーザーを行うことをお勧めしています。