3ヶ月ごとの美容ルーティン|ウルトラボルニューマと初めてのルビーフラクショナル | 美容外科医 セオリークリニック筒井のブログ

3ヶ月ごとの美容ルーティン|ウルトラボルニューマと初めてのルビーフラクショナル

【脂肪層の引き締めとシミ治療を同日に|ウルトラボルニューマ+ルビーフラクショナル】



こんにちは、銀座で美容医療を行っている筒井です。



今回は、HIFUのウルトラセル高周波のボルニューマを同日に施術する“ウルトラボルニューマ”を受けました。

この組み合わせは脂肪層の引き締めに最適で、私は3ヶ月に1回のペースで継続しています。

今回はスタッフの技術指導の一環として自らモデルになり、手順や出力・当て方の精度を再確認しました。




こちらがボルニューマ。
高周波で脂肪層全体を加熱していくイメージです



こちらはウルトラセル(HIFU)です。
ウルトラセルの方が高周波よりもピンポイントで高熱を発生させる感じです。
脂肪層がターゲットであることは同じですが、より高温になることで引き締め効果を発揮します。





◆ ウルトラボルニューマとは

・ウルトラセル(HIFU):点状に熱を集中させ、土台から引き締めを狙うエネルギーデバイス。

・ボルニューマ(RF):容積加熱で脂肪層~皮下組織を均一に温め、タイトニングを促します。

同日併用で“深部の支え”と“脂肪層の引き締め”を段層的にカバーできるのがポイントです。





画像診断機AURA(オーラ)を用いて術前術後の比較をした画像です。
左は治療前。右は治療後で、術前との差分を色で表示したもの。
オレンジ系はボリュームアップした部分
青系はボリュームダウンした部分です。
口横はボリュームダウンして頬外側がボリュームアップ。
これはリフトアップの理想系ですので、良い結果が出ています。
当院ではAURAを用いて術前術後の評価を客観的に行うことで、より満足度の高い治療を提供できるようにしています。




◆ 新たに「ルビーフラクショナル」も体験

ルビーレーザーをフラクショナル状(細かなドット)に分割照射するシミ治療です。

ルビーレーザーはシミに対する反応性が高い一方、副作用(とくに色素沈着)が出やすいのが課題。

フラクショナル化によりエネルギーを面ではなく点で入れることで、ダメージを抑えつつ治療効果を狙えるようになりました。




痛みと体感

今回は無麻酔で実施。痛みは「熱い」と感じるタイプです。

私は痛みの強い施術が苦手ですが、ルビーフラクショナルなら耐えられる範囲でした。



ただしルビフラ直後は真っ赤になります。
一日で引きますが、当日は大事な予定は入れられませんのでご注意を。




◆ こんな方に

・フェイスラインや中顔面の脂肪層を引き締めたい(ウルトラボルニューマ)

・シミ治療でダウンタイムや色素沈着リスクをできるだけ抑えたい(ルビーフラクショナル)



◆ 注意点(共通)

・治療後は紫外線対策と保湿を徹底。摩擦は避けてください。

・赤み・ほてり・ヒリつき・一時的な色調変化などが起こることがあります。

・経過やホームケアは医師の指示に従ってください(洗顔・メイク再開時期など)。






今後も、自分自身で最新機器・新しい照射設計を体験し、安全性と再現性を確認したうえで、患者様にとって最適な選択肢をご提案していきます。