計算してみました。 | 美容外科医 セオリークリニック筒井のブログ

計算してみました。

節電に心がけている今日この頃ですが
今後のことを考えて計算してみました。
計画停電は4月末まで続くということですが
それ以降の需要が高まると計画停電を行わなければならなくなります。
冬はまだいいですが夏場に冷房が使えないというのはかなり厳しいと言えます。


ではこの状況を改善するための策は?
発電所を急に作ることは難しいのでソーラー発電を増やすのはどうかと考えて
計算してみることにしました。

東京電力管内  夏場の需要予測  6000万kW

4月末の供給可能電力量      4200万kW

不足電力             1800万kW


この1800万kWを家庭用ソーラー発電でカバーすると


SHARP 太陽電池モジュールND-163AW×24枚設置  3.91kWシステムを構築
http://www.sharp.co.jp/sunvista/inquire/product/module/

1800万kW ÷ 3.91kW = 460万世帯

460万世帯に太陽光パネルを取り付けなくてはいけません。
関東の一戸建て世帯数は714万世帯くらいなので
半分以上の一戸建ての建物にパネルを取り付けなくてはいけません。
これは非現実的です。
しかし一戸建てだけではなくビルなどにも取り付けることを考えて
費用面から計算してみます。


SHARP 太陽電池モジュールND-163AW×24枚設置 その他のモジュール、工事費用込みで
200万円と試算します
↓下記参照
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1242581632
460万世帯  ×  200万円 = 9兆2000億円 
かかりますね~~。


でも補助金を費用の半分くらいにしたらものすごく需要は伸びるかもしれませんし
その場合にはコストも下がるでしょうから現実的にできる施策かも知れませんね。
エコポイントの時の予算が6000億円
23年度の太陽光発電補助金(国) 349億円
だったら2兆円くらいで補助金作ったら普及するだろうな~


原子力発電所の建設運営コストは
耐用年数16年 1kW当たり7.3円で計算
1基 100万kWの発電量とすると 
1基作るのに7500億円のコストがかかります。
1800万kW(18基)だと 13.5兆円

ソーラー発電を推進した方が安上がりですね。
ただし昼しか発電できませんが。

原子力が悪いとは思いませんが、安全を確保できないとわかった今
次の方法を国として考えるべきでしょう。