肝斑治療1 | 美容外科医 セオリークリニック筒井のブログ

肝斑治療1

先日、シミについて書きましたがもう少し詳しく書いてみたいと思います。

今回は肝斑について。

肝斑は聞き慣れない言葉ですが、最近CMなどでも耳にするようになり知っている方も

多くなったのではないでしょうか。


肝斑とは 30歳くらいより出現する、両頬や前額の左右対称性の薄いシミです。

主にホルモンバランスの変化や外部からの刺激、日光により悪化すると言われています。

このシミには他のシミと大きな違いがあります。

それは取る事が出来ないという事です。


エッ 治療できないの!?  と思ってしまいますが、治療は出来ます。

ただし完治する、完璧に取り除く事が出来ないシミなのです。


日光性のシミの場合には各種治療によりほぼなくなった状態にする事が治療のゴールですが

肝斑の場合には、薄くする、目立たない状態にするというのがゴールとなります。

という事は、治療してもまた出てきてしまうのか?と心配になりますが

その通りで、何もケアを行わなければ出てきてしまうのです。


ですから肝斑が見つかった場合にはうまく付き合っていかなければならないのです。

治療と予防をセットにして施術を行っていく必要があるのです。