組織とは

昨日食事をしながら、組織の話になりました。


会社なりクリニックなり、多くの人が集まり仕事をする場所は組織となります。


組織は多くの人間に効率よく働いてもらい、大きな力を生み出す助けとなります。


しかし時に足枷となり、個人のポテンシャルを下げる原因にもなります。


大きい組織ほど強く見えますが、統制が難しく、弱点も多くなるものだと教えていただきました。



私はこの話を聞きながら、プロ野球のチームがよい例だと思いました。


今年のセリーグが巨人が優勝しました。


原監督は春先WBCに出場しており、満足にキャンプ参加が出来ませんでしたが


見事優勝という結果を出しました。


近年の巨人は若手が台頭し、ベテラン、外国人と非常にうまくミックスされ力を発揮しています。




毎年、シーズンが終わるとスポーツ誌では優勝できた理由というコラムが散見されます。


そこには目指す野球の形、選手起用、トレーニング法、選手心理にいたる様々な観点から


分析がなされます。




でも同じ事を次の年行っても優勝できるでしょうか？


多分、難しくなります。


それは人は成長し、衰退するためです。


メンバーに応じて組織が変わる必要もあれば、組織に合わせてメンバーを変える必要もあるのでしょう。




そんな視点から野球を見てみるとまた一つ、野球の面白さが見えてきました。


シーズンが終わってからも楽しめるのがスポーツです。


楽天の野村監督はどうなるのか、この視点からも見ていきたいと思います。