ブリッジセラピー | 美容外科医 セオリークリニック筒井のブログ

ブリッジセラピー

フジテレビのベストハウス123で美容外科の特集を行っていました。




当院で行っているブリッジセラピーも3位で登場していました。




テレビでは時間の制限もあり、詳しく説明がされていなかったので、ブログでご紹介させていただきます。




ブリッジセラピーはCO2レーザーをドット上に照射を行う治療です。

2種類の照射法がありDeepFXとActiveFXと呼ばれています。

この2種類を同時に行う場合TotalFXと呼びます。


ではCO2レーザーの特徴です。CO2レーザーは水分に反応するレーザーです。

人間の細胞の成分は水分が多くの部分を占めます。そのためCO2レーザーが皮膚に照射されると

細胞内の水分が高温に加熱されて、細胞ごと蒸発してしまいます。

すなわち、皮膚に穴があく状態となります。

この穴を小さく( 直径0.12mm)深く(0.3mm以上)行うのがDeepFX
大きく(1.5mm)浅く(0.2mm程度)行うのがActiveFXです。


なぜニキビ跡の治療に効果的なのかというと、ニキビ跡の原因が真皮と言われる

皮膚の深い部分にできる瘢痕組織が原因だからです。

この瘢痕組織が拘縮することで皮膚表面が凹んでしまうのです。


ニキビ跡の治療はこの瘢痕組織を正常組織に戻してあげることなのです。


CO2レーザーを瘢痕組織にドット状に照射すると、瘢痕組織が蒸散し新たに正常組織が

構築され、ニキビ跡が治るのです。


ダウンタイムは若干長めですが、効果は高いため、人気の高い治療です。

ただし強い治療であるため、誰の肌にも合わせてできる治療ではありません。

皮膚に厚みがあり、皮脂が多いタイプによい適応がありますが

適応かどうかは医師の診察を受けて相談してください。