美人論 | 美容外科医 セオリークリニック筒井のブログ

美人論

よく聞かれる質問として


なぜ宝塚の女優さんたちは年をとっても老けないのですかと聞かれます。


確かに50歳を過ぎてもとても若く、50歳には見えないと私自身も思います。



このことに関して私は一つの考えを持っています。


またこの考えはアンチエイジングにつながることだとも思っているのでここで書いてみたいと思います。


あってるかどうかはわかりませんが、一つの理論として読んでください。



まず50歳を過ぎても若い顔立ちであるということですが、30歳の時とあまり変わっていないと


考えてみました。すなわちエイジング(老化)が進んでいないということです。


では顔に限って考察してみます。


顔が老けるというのは、いくつかのポイントがあります、私が重要視しているポイントとして


脂肪の下垂と皮膚の余剰があります。


この脂肪の下垂が特に老けて見えるポイントとなると考えています。



では脂肪はなぜ下垂するのか?


これは重力が原因です。重いものはどうしても自分の重さによって下垂してしまいます。


大きな脂肪のかたまりである、頬やバストは特に下垂が顕著に出る部分です。


当然、脂肪を支えている軟部組織がゆるむことや皮膚の弾力が失われるのも


原因の一つです。これらの要因に関しては美容皮膚科の施術や様々な方法により


改善できると思いますが、重力を避けるには逆立ちするか、無重力で生活するしかありません。





皆均等に受けなければならない重力なのに、なぜ違いが出るのでしょう。


ここに老けない大きなポイントがあります。


重いから下がりやすいのです!重くなかったら下がりにくいのです!





結論です。


宝塚の女優さんの顔立ちは顔に脂肪が少ない。


脂肪が少ない状態で美人である。


すなわち骨格美人であるということです。



若い頃から体型を保つためにカロリーコントロールを行い、少ない脂肪量で年齢を重ねているため


脂肪の下垂が起こらないのです。





最近ではカロリーの摂取量を減らすことがアンチエイジングにつながるという研究結果も出ています。


そう考えると骨格美人であることだけでなく、カロリーコントロールも彼女たちの衰えない


美貌を保っている一つの要素なのかもしれません。