昔はお金持ちだったけど、調子に乗りまくっていた。
うぬぼれて失敗して、乞食に。
ある夜、男の前に美女が現れた。
美女は一言、
「私を好きにしていいけど、一つだけ誓って欲しいことがある」
男は、「わかった」と答える。
女の条件とは、
「これから何をするにも“自分の意思”のみですること」
そして男が女に近づくと、
女はイブリーズという魔王の変身した姿だった。
ハッと気づいたら、男は違う空間にワープしていた。
そこには、無数の扉があった。
【 ここで男は迷ってしまう 】
どの扉を開けていいかわからないからだ。
扉の先には、
トラが待っているのか、
断崖絶壁の崖か、
または楽園か。
扉が無数にありすぎるので、どれも選ぶことができない。
~結果~
男はその場所に、ずっと、とどまることになる。
ミヒャエル・エンデ「自由の牢獄」
トビー要約
気づきましたか?
扉が無数にある(自由)がゆえに、どれも選ぶことができなくなってしまう(不自由)
(もし扉が一つなら、その扉を開けるしかない!)
だから逆説的だけど、
自由になるために、時には自分を縛ることも必要
例えば、自由大好き! 決められたことはやりたくないって遊んでばかりいると、、、確実に不自由になります。笑
恐らく、何もできません!
そうではなく、先に自分への予定を入れてしまう!!
(自分で自分に予約することを“Booked”と言います)
朝○時から△時半まで、ウォーキング。
△時半から□時まで、洋書読む。
朝は分刻みで予定を立てるのもアリです。
えっ、まるで機械のロボットみたい!?
いえ、こうやってBooked timeを増やすことで、
やるべきことを、確実に、決まった時間に完了させることができるんです!
しかも慣れたら、無意識でできます(^^)
歯磨きと同じくらいに!
結果、自由な時間(Available time)が増える。
やるべきことをやって、自由な時間で将来の計画を立てたり、友人と会ったり、好きなことをする。
これが本当の自由かもですね!
では今日は金曜日、ラストスパート頑張りましょう!!
そして、すてきな週末を!
飛田裕介
編集後記★
ミヒャエル・エンデは、
ドイツの童話作家で結構人気ありますよね!
本当に大切なら、待つことも必要。
一度に全部を考えない。次の一歩に集中。そうすると楽しくなる。
楽しければうまくいく! それが大事♪
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