急に太ってしまい野球肘に⁉
当院には野球肘や野球肩でお悩みの患者さんが多数来院されます。
少年野球から元プロ野球選手まで施術をしていますが
今回は少年野球選手(小学校4年生)の肘の痛みについての考察です。
1ヶ月前から投球時に右肘内側に痛みあり。
10mくらいの距離の投球でも痛みあるとのことでした
半年前には腰痛の既往歴あり。
親御さんの話では、半年前位から徐々に太り始め、3月ころからの自粛生活で体重が3キロ強増えたとのこと
そうです!
この少年野球選手の投球肘の原因は胃の圧迫による不良姿勢が原因でした
胃の圧迫にため猫背傾向が強くなり、背骨が上手くしならなくなっていたのです。
投球する時に重要な胸郭のしなりが少なくなっていました
胸椎と腰椎のつなぎ目部分が使えなくなり、関連している肘周囲の筋力を働かせる神経が上手く伝達していない状態に・・・。
施術はこの背骨の動いていない箇所を重点にアプローチ。
肘周囲の筋肉を働かせる神経を活性化していきました。
1回の施術で塁間(23m)の距離は投げれるようになりました。
まだ全力投球では痛みがでるので、数回の施術は必要になりそうです
今回は自粛期間の食べ過ぎ、不良姿勢が投球肘に繋がるという症例でした。
野球の投球動作は、下半身から背骨、肩・肘・手首と連動する動作です。
どの場所が使えていなくても投球障害になるリスクがあります。
日常生活から見直すことで、投球肘は未然に防げるという私も考えさせられた症例でした
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