小さな花の蜜に群がるミツバチの群れに居られることで得る安心感。
この群れに居るおかげで抱える痛み。
本当に自分がこの花の蜜を欲しているのか?
何の理由があってこの群れに居続けるのか?
それを考えてみる。
まぁ、考えても今すぐに答えなんて出ないんだけど。
なんとなくこの安心感に包まれてる方が楽だから?
自分が行き先を決めるんじゃなくて、皆が向かう方に自分も向かう。
それぞれ色も形も才能も個性も得意不得意も違うミツバチが群れ、皆同じ速度で、同じ小さな花の蜜を目指して。
同じ時間が流れる。
んん、、。
この群れから離れて自分が自分にとって一番良い花の蜜を探しに行ってもいいんじゃないか?
だって、この群れがあの小さな花の蜜にたどり着けても、全員が同じ量の蜜にありつける訳でもない。
下手したらその蜜の匂いさえ嗅げないかもしれない。
だったらその群れを離れまだ誰も知らない花の蜜を探しに行ってもいいんじゃないか?
自分がこの群れの中で勝ち残る自信がない訳じゃない。
あるか、ないか、で言えば、もちろんおおあり!!
群れから離れ、別の場所で花を見つけることが出来なければただの馬鹿と言われるかもしれない。
協調性もなく、わがままな奴とののしられるかもしれない。
でも、見事新たな花を見付けた時、今までに想像もしたこともない景色が広がってるかもしれない。
たくさんのミツバチに新たな空を見せてあげられるかもしれない。
元々そうしたくて頑張ってたはずがいつの間にか何となく流されてた気がする。
もういい加減長い距離を飛んできた。
この群れから離れたってそこそこ飛べるはず。
そう、この群れと決別する訳ではなく、この群れが自分の「帰る場所」と再確認する。
別の空の別の景色を見ることもいと思う。
見逃しの三振するくらいなら、どうせだったら尻もちつくくらい思いっきり空振りの三振した方が気持ちいいような気がしてきた。
誰でも自分は群れていないつもり。
俺は
『この国の「個性的」と言われる奴らがダサすぎる。』
と唾を吐き、見えもしない誰かのせいにするつもりもない。
ただ、ただ、カッコいい自分でいたい。
自分が理想とするカッコいいおっさんに。
最近よく迷う。
簡単な迷路にはまり、ぐるぐると。
人の意見に振り回されて大事な物を見失う。
自分の弱さに反吐がでる。
でも、泣いても笑っても、鏡に映るのは「有る自分」 嘘は通じない。
う◯こみたいだと自分を思っても、この小さい手が誰かを救ってたりする。
俺は群れるミツバチを否定はしない。
する権利もない。
ただ単純に群れを嫌い、そこに停滞し蔑んだ目で回りを見てる奴より、どんな形であれ前に進んでりゃその方が100倍マシ。
ただ、流れに身を任せる時間はとっくに終わってる。
最近のこの迷いの根源を探してた。
なんとなく見えて来たきがした。
やっぱ自分のせいだった。
やっぱ迷ったり、責めたり、イライラしたり、 大半の原因は自分のせい。
解ってるのに何年繰り返すんだか。
ブンブンブン♪
ハチが飛ぶ~♪
戯言でございました。
おそまつ。