☆ Pianoコンクール♪東京予選 ☆ | ゆうさんのブログ

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ピアノ初めてはや12年、いまだに初心者の域を出れない不器用さに自分でも驚いている。でも、僕は夢に向かって走る!走り続ける!  僕は知っている、ピアノは応えてくれることを♪

朝起きて、シャワーを浴びる。

熱いシャワーの後に水を浴びて身体を起こす。



いつになく、とても落ち着いている。


今日は特別な日


そこそこ混みあった電車に揺られ

コンクール会場に到着した。


靴を履き替えて、すぐにリハーサルRoomへ向かう。

うーん、不思議と落ち着いている。



いよいよ自分の出番が近づき裏方へ回る。


直前の人が弾き始めると、アナウンスの女性(超美人)

が話しかけてくれて、地元九州の話題で盛り上がる。


緊張ほぐすため気を使ってくれているのかな・・・


「あれ、弾き終わっちゃった」と慌てた様子。

おいおい、大丈夫かいな~


いよいよ僕の出番。

椅子の高さ、バッチシ。

譜面台に自分の顔が映る。気になるが、まぁいっか。



「君はどんな音を奏でるんだい?宜しくお願いしますね」


Pianoに少し触れて思いを伝える。



落ち着きは続いている。   いける。。。


最初の1フレーズ♪

おぉ、なんと、僕がイメージするノクターンop9-2

抜群の相性。とっても素敵なホールの響き。。。


そう。先生が言っていた


Pianoは弾くのじゃない。Pianoからの音をメッセージを

聴き取って、それに返事をするのです」



聴こえてきた。Pianoからのメッセージ。

嬉しい。とても嬉しい。


僕は夢中で弾いた。



終盤に、ミスタッチ! 何故?

まぁ、気にせずそのまま続ける。


「僕は君を愛している」と何度も叫びながら弾いた。


最後のソフトな部分になって、自分の指が、足が、、

小さく震えているのに気がついた。


でも、僕は最後まで情熱をぶつけた。
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後から振り返ってみると

今までで一番上手く弾けたと思う。

全部を出し切ったのだ。



しかし、あのミスタッチは理由が見つからない。

いつもは普通に弾けているところ。集中力は最後まで続いた。

これが、魔物。でも僕にとっては小さい魔物だった。


客席に戻って、他の人の演奏を聴く。


みんな幼少期に経験したベテランばかり・・・


音が違う。悔しいけど、これが現実。


でも、でも、

前の席の女性(誰かの応援にきた人?)が


「とってもお上手ですね。素敵な演奏でしたよ。」

帰り際に、言って下さった。


「お上手」は100%お世辞だと受け取ったが、嬉しかった。


結果なんてどうだっていい!


僕が、僕の演奏が少しでも感動を与えたのだ!

嬉しくて、後から涙が溢れてきた。


我武者羅に頑張ってきて本当に良かった。




しばらく時間が空いたので

渋谷ヒカリエで昼食をとって、すぐに戻った。


いよいよ。審査発表。

でも、僕は異様に落ち着いていた。



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