SPのフェローシップがもう少して投稿できるところまで来た。
昨日の段階で一応大学のグラントを精査してくれる部署に、必要な書類は提出済み。
あとはその部署からのゴーサインが出れば、投稿できる。
でも、ここにもちょっとトリックがあって、グラントの部署に出した後もフェローシップの締め切りまでは内容の変更はいくらでも可能。
彼らは、「必要な書類が全部揃っているか」とか、「フェローシップの規約に反していないか」などは見てくれるが、内容までの責任は取ってくれない(または、彼らにとって内容はどうでもいい)。
これを逆手にとって、グラントの部署に提出はしていたが、まだ全部は添削し終わっていなかったので、今日の朝から本格的に終わらせにかかった。
うちの大学のいいところは、グラントやフェローシップの英語の表現をプロっぽく添削してくれる専門の人がいること。これは、ネイティブではない僕には非常に助かる。だから、内容にさえ集中すれば、最終的に英語はなんとかなる。
お昼ぐらいにすべての書類の添削が終わり、その英語の人に書類を全部送り英語が直ってきたのが夕方。この人、一人で大学中のプロフェッサーの英語直しているんだけど、どうやって全てをこなしているか不明。書類を送るとだいたい一日か二日で返ってくる。
それを元にSPと最後のディスカッション。
まずは、僕がどういう理由でこの箇所を直したか、またどういう意味があってその文章を足したのかなどを逐一説明した。
次に、「こことここが繋がってるでしょ?」「それでここがこの次の段落の伏線になってるでしょ?」「僕の推薦状のこの部分がこっちの書類のこことつながるでしょ?」など、いろいろと種明かしをした。
僕が目指しているグラントやフェローシップの書き方は、それぞれの書類にストーリーがあって、すべての書類がどこかで繋がっているというもので、それが全て上手く行った時はなんとも言えない喜びがある。
今回のSPのフェローシップもある程度それが上手くいった方だと思う。
それを聞いて、SPは目を丸くして
フェローシップを読んでいるというよりは、なんか続き物の物語を読んでいるみたい。
と言ってくれた。
それが伝わってくれたら、今回こんなに時間を費やした甲斐があるってものだ。
とにかくその言葉が聞けてちょっとだけ報われた気がした。
でも本当はそのフェローシップが当たってくれるのが一番嬉しいけどね。
さっ、あとはグラントの部署からのゴーサインを待って投稿するだけ。当たりますように。
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