今日は3連休明けの1日目ということで、オフィスに籠って書類仕事をこなし、そろそろ帰ろうかなと思った頃、教え子のSPがオフィスにやってきた。

 

 

基本的にSPは自分の実験が終わった頃に僕のオフィスにやってくるので、SPがオフィスにやってくるイコール帰りが遅くなる。

 

 

まぁいつでもオフィスに来ていいことになっているのでそれはそれでしょうがない(こちらを参照)。

 

 

話っていうのは、今SPが取りかかっているフェローシップについてのこと (こちらを参照)。

 

 

フェローシップにはたいていの場合、「自分がどんな人で、どんなトレーニングを受けてきて、どんなことを達成してきているから自分が一番ベストな候補だと思うのでお金ください。」っと自分のことをセールスレターを書かなくてはいけない。

 

 

SPは、良く言うと「謙虚で良い子」なのだが、悪く言うなら「自分に自信がない」。

 

 

セールスレターの上でも、かなり弱気だし自分を売り込むというよりは、自分の置かれた環境を売り込もうとしている感じ。

 

 

例えば、

 

 

「自分はこの分野について知識はないのだが、その分野のエキスパートである僕の下で勉強するから自分はベストな候補だ。」

 

 

みたいに。。。そんな否定的なところから入ったらお金はもらえないよ。。。もっと自分を売り込まないと。

 

 

全部書き直してしまったらSPのためにもならないし、SP自体も何が悪いかわからないと思ったので、自分が前に書いたセールスレターを見せて一緒に比べてみたり、SPが書いたもののどこが足りないのかを一緒に検討したりして手を替え品を替えSPが理解するまで駄目出ししまくった。

 

 

最後は、やっと自分を売り込む書き方を理解してくれて、それを元にもう一回書き直すというところまで来た。

 

 

最後に、「いろいろ言われてやっぱりショックだし、悔しくてイライラすることもあるけど、必要なことだからこの駄目出しの時間を楽しむって決めた。」と言ってくれた。

 

 

やっとポジティブになったじゃない!

 

 

 

時間はかかるだろうけど、SPがいつか独立した時に困らないように、これから一緒に頑張ってあげようと思う。

 

 

教育もプロフェッサーの大事な仕事ですから。

 

 

でも、晩御飯も遅くなるし、家に帰ったら子どもたち寝ちゃってるからもうちょっと早くオフィスに来てくれないかな。。。。

 

 

 

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