今日は、家族で近くのスーパーへ買い物に出かけた。

 

 

買い物の最大の目的は、我が家の7歳の息子と5歳の娘がおじーちゃんとおばーちゃんからもらったお年玉を使って欲しいものを買うことである。

 

 

彼らはアメリカ生まれアメリカ育ちで、基本アメリカ人なのでお年玉という習慣を知らないのだが(まぁ僕らが教えていないってのもあるが。。。)、今年は運良くおじーちゃんとおばーちゃんが年明けに荷物を送ってきてくれていて、その中に$20ずつのお年玉が入っていた。

 

 

そこでうちの奥さんの提案で、「その$20を使って好きなものを買いなさい。」ってことになった。

 

 

彼らもだいたい欲しいものは決まっているのだが、おもちゃセクションに行くといろいろと誘惑があって、これにしようかあれにしようか迷っていて、見ているとなかなか面白い。

 

 

そして、$40ぐらいのものを持ってきてみたり、$25ぐらいのものを持ってきてみたりしてこっちの出方を伺ったりする。

 

 

これに対して、うちの奥さんはどう対応するのか見ていると、きっぱりと「$20以内で選びなさい。もし欲しいものがなかったら今日はやめなさい。」と言っていた。

 

 

これはなかなか偉いと思った。もしかしたら僕だったら、$5ぐらいだったら足してあげてもいいかなって思ってたかもしれない。

 

 

このぐらいのうちから自分のバジェットの中でやりくりをすること、衝動買いをしないってことを覚えることってなかなかないのですごくいい機会だと思った。

 

 

あと、この時期から自分のお金を自由に使えるってことを羨ましいとも思った。さすがに教育に悪いものを選んだりしたら、それはやめさせるとは思うけど。

 

 

自分が小さかった頃は、自分でもらったお年玉は自由に使わせてもらえず、自分のお金なのに自由に使えないってどういうことなのだろうっていつも疑問に思っていた。おもちゃや漫画が欲しかったのに、そういうものを買うと怒られたし、なんか無理に貯金させられていたような記憶が。。。

 

 

自分の欲しいものを買って満足したり、欲しかったと思ったものが思ったよりつまらなかったとか失敗したりすることも大事な経験だと思う。責任感も育つしね。

 

 

こんな何でもない日常の中にも、我慢することや責任感を学ばせる機会があるんだなぁと今日は奥さんから学びました。