明日から浜松でゴールデンレースが始まります。
浜松のゴールデンレースといえば、良さんたちの時代では、浜松のGWの風物詩であり、浜松の記念の内最高位のタイトルでした。
昔は各場に年間四つの記念レースが企画されており、賞金の額で甲乙二種類が二レースずつありました。
浜松に於いてはゴールデンレースが甲記念のメインタイトルであり、各場所属の猛者たちが、眦を決して取りに来たものでした。
飯塚のダイヤモンドレース、川口の開設記念グランプリと並ぶ、SGを除いて最大レベルの大会でした。
グレード制となった今でも、ゴールデンレースが浜松のメインタイトルであることは変わりありません。
地元はタイトルを流出させまいと、普段に増して気合いが入るでしょうし、遠征陣もタイトル目指して奮戦が期待されます。
タイトル争いは、地元対遠征強豪の図式は変わりませんが、5月下旬という季節柄、走路温度が上がり、前逃げが多発する可能性も秘めています。
さて、優勝争いですが、まず地元から。
鈴木圭一郎の優位は揺るぎません。
このことは説明不要ですよね。
次に、オールスター覇者となった佐藤貴也、地元ファンへの凱旋レースでもあります。
そして、金子大輔と木村武之。
準優当確はこの四人と見ます。
これに続くのが、伊藤信夫、渡辺篤、遠藤誠、松山茂靖、笠木美孝、青嶋正樹、そして藤波直也。
地元勢で準優勝戦進出の可能性があるのはここまででしょう。
確かに浜松勢は近年活躍が目立っています。
しかし、全国区で活躍できているのは、上記10人程度なのです。
厳しい言い方をしますが、所属全員の総合力では、今でも浜松が最下位だと思っています。
今回斡旋されたA級の顔ぶれを各場ごとに見ると、車券対象にならない選手は、やはり浜松に多いと思います。
良さんの持論である、浜松の一般戦は重ハンデ中心となり、軽ハンデは絡み難いということも、基本は浜松のA、B級が他場よりも力が落ちると判断しているからです。
浜松のA級で、今節も穴を期待できるのは、松山茂靖くらい、あとは試走倒れで消えて穴になる西川頼臣くらいしかいません。
残りの選手は、皆「それなり」の走りをしそうな感じしかしないのです。
遠征陣を見てみましょう。
川口では永井と若井
伊勢崎は周平、吉原、恵匠、西原
飯塚は浦田、篠原、鐘ケ江
山陽は岩崎
この辺りが準優当確でしょう。
A級で準優進出が期待できるのは、
川口
黒岩、サトマヤ、早船、平田、鈴木清
伊勢崎
岩沼、鈴木幸治
飯塚
別府、牧瀬
山陽
穴見
熱走路になれば、もっと前が活躍するレースになるでしょうが。
もしも今挙げた31名プラス名前を挙げなかったS級で、準優勝戦進出32名のほとんどを占めるようなら、予選のほとんどが固く決まるということになります。
良さん的には、穴目を狙いたいので、走路温度が上がって、前が残る展開になることを期待しますが。
しかし、会場が浜松ですので、前回記念の山陽平成チャンピオンカップと比較して、穴レースの数は半分以下になるのではないかと想定しています。
ともあれ、浜松のメインタイトル戦、楽しみたいと思います。
それでは、良さんでした。