山陽オートレース場で開催された小林啓二杯は、飯塚の片岡賢児選手の優勝で幕を閉じました。
片岡選手、おめでとうございます。
私の記憶が確かならば、約20年前の飯塚ダイヤモンドレース以来の記念制覇だと思います。
片岡選手と言えば、デビューの頃は最優秀新人賞を受賞し、将来の飯塚を背負って立つ人材と期待されていました。
以降、まあまあの成績ではあるのですが、常に人気を背負う選手とまではいかない、中堅の選手として伸び悩んだ印象があります。
今節は熱走路で、重ハンデが前を追えない走路状態に味方された感が強いですが、スタートを決め、コースを外さず逃げた結果ですので、誇りを持ってほしいと思います。
良さんが3番人気に推していた濱野選手は、7周回のひと滑りで3着に上がれませんでした。
ここ数年低迷している濱野選手は、今回のように勝負所でのひと滑りが目立ちます。
コーナー立ち上がりの、技術的な問題だと良さんは思います。
全盛期の濱野選手を知っている良さんとしては残念でなりません。
クランク整備とタイヤの選定をしっかりやって、走り込みをしながら、往年の強さを取り戻してほしいものです。
走路の状態でレース内容と結果がガラリと変わるオートレース、やっぱり奥が深いですね。
楽しみましょう。
それでは、良さんでした。