川口オートで開催された、G2川口記念で、サトマヤこと佐藤摩弥選手が見事優勝しました。
遠い昔、オートレース創成期に女子選手が何名か登録されていて、その中に一人とんでもなく強い選手がいたらしいのですが、舗装路の近代オートになってからは、女子選手の記念優勝は初めてです。
サトマヤ、おめでとう!
その中での優勝は大きな価値があります。
さらに、レース内容が、オートレースの展開の妙が凝縮された、見所の多いものでした。
サトマヤ優勝の第一のポイントは、スタート力だったことは異論ないでしょう。
ゼロハン3台の大外から、見事なスタートを決め、2コーナー立ち上がりでトップを奪い、そのまま大逃げの展開に持ち込みました。
しかし、最大のポイントは、ゼロハン内側に掛川和人選手がいたことです。
この掛川選手は、以前このブログで、抜きにくい選手の代表で穴見選手を書きましたが、それと同格の抜きにくい選手なのです。
その掛川選手が2番手で追走したおかげで、重ハン勢が6周抑え込まれました。
人気だった黒岩選手、中村選手、青山選手たちが、掛川選手の後ろで競り合いになり、サトマヤはゆうゆうと大逃げを打てたのです。
重ハン勢が掛川選手を交わせたのは7周回に入ってから。
サトマヤは前半の貯金で、最後まで逃げ切りました。
サトマヤはルックスもいいし、これからももっと活躍し、いろんなメディアに出て行って、オートレースの普及活動をお願いしたいです。
これからも頑張って!
それでは、良さんでした。