海外からも30名以上の選手が参加して、雰囲気としては全日本よりも世界戦な感じでした🌏
直前のEOS(ヨーロッパ選手権)でのファイナリスト7人に加えて世界最高峰の海外ドライバーが集まっていたので、かなりハイレベルな戦いになりました。
そしてトラックは全面人工芝でベニヤ板の上に作られた特設コースでした。
大きいジャンプ•コンビネーションジャンプは少なく、難易度としてはそこまで高くないコースでしたが、それだけにコンマ1秒がシビアに絡んでくるレイアウトだったと思います。
結果としては、
2WDクラス予選12位、決勝12位(日本5位)
4WDクラス予選2位、決勝3位(日本2位)
という結果でした!
2WDクラスでは練習ラウンドでは調子が良かったのですが、新品の芝のグリップが予想以上に気まぐれで、車のセットアップを仕上げていく事が出来ませんでした。毎回ギリギリの所でポイントを取れずファイナル落ちしてしまいました。決勝ではペースは良くなったのですが、余裕がなく競り負けてしまいました。
4WDクラスでは練習ラウンドからペースも良かったのですが、それ以上に安定感があったので自信を持って走らせる事が出来ました。
結果として、予選•決勝を通してTEAM KYOSHOが1.2.3位を独占する事が出来て、マシンの競争力の高さも再確認する事ができました!
今回の芝は土の上に作られた時よりも圧倒的に癖のあるグリップでした後半になればなるほどグリップが劇的に向上し、引っかかりも無くなるので、全体アベレージがラウンド毎にどんどん上がっていく感じです。レース後に練習する事が出来たので走らせましたが、その状態でもタイムに差が出ていたので、かなりの変化だと思います。金曜の2WDの予選日と日曜の決勝日は全く別物のコースでした
僕個人的には、プレ世界選手権に出場する事は初めてでした。今まで2011のフィンランド、2013のアメリカと2回世界選手権に出場しましたが、どちらもプレは予定が合わず行けませんでした。その結果、特にアメリカの時はシュガーサーフェイスという未知の路面をいきなり本戦で走ったので、かなり戸惑いがありました。マシンの挙動も、走らせ方も日本では体験した事のないような物で、それでも戦わなければいけませんでした。世界戦は練習がある、と言ってもそれはセッティングに費やす時間であり、路面に慣れていない状況から始めるのは明らかに不利な状況です。
世界戦において、必ず有利、不利な状況は出来てしまうと思います。今回の世界戦もそうですが、僕達は今までそれを経験してきました。
今年は、しっかり準備する事が出来ます。
プレ世界選手権に参加する事が出来て、周りの速さと自分の改善すべき点を見つける事が出来ました。
今まで2回の世界戦の悔しさを種に、10月の本戦までにしっかり準備をしていこうと思います‼︎
応援よろしくお願いします!