5月20日の状況

 

葉が伸び出しているのが3本、芽が出ているのが2本。

 

 

5月23日

 

5本とも葉が伸びてきた。

 

今週中には畑の方に移植したいけど茎の細いのが気がかり。

 

おそらく挿木自体が弱っているのだと思う。

 

そこでハイポニカという液肥をかけて様子を見ることにした。

 

 

あとは雑草取りをし、まだイシャレット状のラッキョウを30個ほど抜いて来た。

キャッサバの芽は一本だけが細長い葉を伸ばしてきた。

 

全くの試行錯誤状態だけど植えてある箱の土がカラカラに乾燥していたので、水をやり化成肥料も少し蒔いた。

 

 

残りの木の芽は未だ弱々しい。

 

芽が出ない或いは出ても小さくて弱い木は、樹皮が剥がれてきているので樹勢が弱くなってきているのが分かる。

 

 

そのため本来なら直射日光を当てたいが、まだ最低気温が15度を上回る日が続かないので外に出せない。

 

しかし今週後半辺りから気温が上昇するようなので、日曜日には既にマルチを敷いてある所に移植し、ビニールトンネルをかけて様子をみようと思っている。

 

 

 

 

 

 

ゴールデンウィークの1日から5日まで、誰とも会わないのが分かっている山中にテントを張り、ひたすら大好きな焚き火を眺めながら過ごしてきた。

 

私の住む街は緊急事態宣言にはかかっていないのを拠り所として出かけたが、旅の途中でも他人と接触する事を避けるため、5日分の食料などは用意をして行った。

 

高速道路を使って約5時間、目的地に着いたが雨が降り止まないので、その晩は車で睡眠。

 

朝になっても雨は降り続いていたが道路端で過ごすのは嫌なので、リュックを担いで山に分け入って適当な天場を探す。

 

 

40分ほど獣道を歩いたら良い天場が見つかったので、テントを設営して大量の薪を集めて食事を用意するためにストーブで湯を沸かす。

 

このストーブはダイソーで買った二つのバケツの底を缶切りで切って重ね、二次燃焼が起こるようにしたものなので火力は強くて煙もほとんど出ない。

 

これにカゴ状の小物入れを五徳として付けたものなので、材料費は消費税込みで330円也。^^;

 

数日続いた雨で薪は湿っているが、薪は表面だけが湿っているのでナタかナイフで割れば内部は乾燥しているので火はすぐにつく。

 

2日は一日中雨だったので焚き火を眺めながら過ごす。

 

3日も雨が降ったり止んだり。

 

仕方ないので近くに生えていた伸びきった山菜のコゴミを採り、先日にカナダ人の友人がご馳走してくれた豆と牛肉を煮込んで作ったフェジョアーダにコゴミを放り込んでみた。

 

トマトぺーストで味付けをし、コトコトと5時間ぐらい煮込み、食べる直前に細切りのチーズを乗せて口にしたら肉も豆も柔らかくて旨い。

 

食後はライトの電池を消耗したくなかったので午後8時には寝てしまった。

 

 

4日は朝から晴天なので空身で上流部に向かったが、雨と雪解け水で沢が増水して歩けないため、森の中の緩斜面をトラバースしながら沢の上流部へ行き、コシアブラ、タラの芽とコゴミを採った。

 

森はブナの若葉が萌黄色に色づいていて気持ちが良い。

 

今年は暖かくて雪解けが早いと思っていたが、標高500m程のこの辺りでも沢にはいくつものデブリ(雪崩の跡が沢を覆って雪渓状になっているところ。)があった。

 

3つのデブリを越えた先で数百mは続くと思われる雪渓に突き当たったので、先に進むのを辞め、インスタントラーメンを作って食べてから午後3時に天場に戻った。

 

この夜は米を炊き、とってきた山菜を天ぷらにして食べたが、やはりコシアブラが一番旨い。

 

暗くなってから天候が崩れ、直径1cm程の雹が降って気温が急激に下がったので、車に行って寝袋を追加し戻り、太い薪をガンガン燃やしながら寝袋を2枚重ねにして眠った。

 

 

最終日は朝から曇りだったけど雨は大丈夫そうだったので、残った薪を完全燃焼させて鎮火をさせ、天場を片付けてから山を下って帰路についた。

 

途中から見えた標高1,300m程の山の積雪は例年よりも少し多いが、今年は積雪量は多かったため4月の高温にも沢筋の雪は溶けずに雪渓状に残ったのだろう。

 

と言うことで今回の山籠りで日頃のストレスは解消することが出来た。

 

今回、天場にした所は川沿いに29戸ある最終部落から7kmほど奥まった所にあり、部落が持つ3,500ヘクタール程の共有林の中なので、行くことを部落に住む知り合いの元区長と熊撃ちマタギに事前に電話連絡をしておき、下山後にも電話を入れた。

 

また秋の終わり頃に行ってみたい。

3月23日に購入し、4月1日に気温が上昇したので菜園に持って行き、ビニールトンネルを掛けて挿木にしたキャッサバだったが、その後は日中の気温は上昇するが夜間が低温すぎるため、25日に隣のFさんの農具置き場の小屋にキャッサバを避難させた。

 

農具置き場は3畳ほどの広さで、屋根や壁を半透明のプラスチック波板で囲ってあるために温室並みの温度が維持されている。

 

避難させたのは芽が出た、あるいは出そうな13本で、残りの8本は残念ながら枯れたようだったので菜園の方に植えて放置した。

 

栽培方法は菜園に置いた時と同様で、段ボールの箱にキャッサバを刺したが、地温が下がるのを避けるために土には黒マルチを被せた。

 

ビニールトンネルで25日間見守った結果、写真のように芽が出たのもあったが予想以上に生育が遅いし弱い。

 

この状態にして気温、地温ともに安定する来月の後半まで放置してみようと思っている。

コロナで一年以上も帰国出来ない(しない?)カナダ人の友人が手料理を作り、アメリカ人の友人と私がただ食べるだけの定例夕食会。

 

今回はブラジル料理のフェジョアーダを作ってくれた。

 

ますは前菜でホタテ焼きにブラジル豆を添えて。

 

続いて黒豆、ベーコン、ソーセージ、豚肉や玉ねぎを入れて煮込んだフェジョアーダ。

見た目は汁気の少ないカレー。

 

タイ米と一緒に食べたけど、味は塩、胡椒味で予想通りに美味かった。

 

食事後にアルメニアの首都エレバンにいるカナダ人友人の長男と電話。

彼と話したのは彼が高校を卒業してカナダの大学に入学したのが最後。

その後、大学を卒業して北極海航路の可否を調べるためにアイスランドとノルウェーの極地にある大学院に進み、今はアルメニアにいる。

彼の曾祖父母は1914年に起きたトルコによるアルメニア人虐殺を逃れてフランス、そして祖父母の時代にカナダに移住した。

そして100年以上経った今、彼はアルメニアで仕事をしているが、アルメニアは今でもトルコやアゼルバイジャンのイスラム教国とは関係が良くないし、実際に昨年はアゼルバイジャンとの間に熾烈な戦闘が勃発した。

そのため彼のアルメニア系としてのルーツや母親の父や兄妹がアメリカ陸軍や空軍の高官だったこともあり、いざとなれば戦闘に参加するのでは、と心配はしている。

 

ところでアメリカ人の友人は、既に3月にコロナワクチンを2回摂取している。

 

彼は陸軍の予備役で横田の司令部に行っていたから、優先的に摂取を受けたとのこと。

 

日本はワクチン接種が2月から始まっているはずだがもたついている。

 

国からは地方自治体には大分前に通達が行っているはずだから、そこでもたついちゃってるのかな?