大寒の暮らし | 擬宝珠だより

擬宝珠だより

日々の想いを綴ります。

白秋のときを迎え、心の赴くままに。

 

今週も大雪になるやも。。。との予報が何度か出されて、

こわごわ過ごす日々でしたが、

予報通りにはならず、呉西のここは県内でも

一番雪が少なかったので助かりました雪の結晶くもりくもり雨

 

寒い中、仕事で外に出る(法務局や筆界確認など)ことも多いのですが、

1日中座っているよりも外出したほうが気分も変わりいいこともあります。

 

さて職場の若い同僚(何と息子と同い年)とは、いろいろ新店情報や、街歩き情報などを

交換し合う仲なのですが、その彼が、「能登」という季刊誌をプレゼントしてくれました。

 

この情報誌は私もよく知っていたのですが、沢山のお店の情報があり、

早速訪ねてみました。パン屋さんの前のスペースで始まった地元材の販売が

人気を博し、斜め向かいの空き店舗に端材を加工・展示するアウトレット店が

出来ているとのことで、行ってみることにしました。 

(実はこのパン屋さんは週2のペースで彼の奥さんが開いているパン屋さん)

軒先に置かれた小さな木材店 お金は貯金箱にいれてというのが微笑ましい。

 

 

その斜め向かいのお店とは、

元パチンコ店だったそうで、名残りの看板とドアに描かれたレトロな絵がいいピンク薔薇ピンク薔薇

 

端材が1000円とかものすごく安い値段で売られています。

若い男女の店主?さんが迎えてくれて、今いろいろ展示を考えてる最中で

散らかってますと言いながら、説明してくれました。

この里山杉は富山県美術館にも使われています。

 

 

この棚は若い女性が作ったとかで、里山杉で作ったインクやペンセット

鏡の枠や、木皿など飾られていました。いづれ奥に工房を構える予定とかで、応援したいです。

 

 

輪切りの板も500円から~銀杏のまな板は何と1000円

次に行ったら、ミニのカッター板と買うつもりです。端材も木目がきれいなものがあり、

何かDIYするときに使えます。ちょっと楽しみです。

 

 

パン屋さんでカンパーニュやバナナパンなども買い、

次はしばらく行けてなかった山のお気に入りカフェへ向かいました。

 

ここは石川県と富山県との境目の峠の山なので少し雪が深かったようです。

集落の雪景色は美しくて、樹々には雪花がついていて見惚れました。

 

国産紅茶とかぼちゃケーキを注文して囲炉裏とヒーターの前で

雑誌を読みふけるひと時、静かな時間が過ぎます。

 

 

 

地産地消文化情報誌「能登」には、ここのマスターが執筆しているので、

いつも熱心に読んでいます。そして自分も能登半島の付け根に暮らしているので、

父のDNAが騒ぐのか、この地に少しづつ愛着が沸いてきたのを自覚しています。

 

父は次男で富山から横浜に出て、妻の弟の奥さんの地元、栃木へ移り住んだ人間でした。

子供心になぜ栃木弁をしゃべらなくて、横浜弁なんだろうとか、不思議に思うことがありました。

それでも富山なまりがあったとか。。。親戚が無くていつも横浜の話ばかりしていて

あまり富山の話が聞けないままでした。その富山に嫁いではや40年近くが経つのですが・・・

 

雪の季節のいつもの好きな風景

 

 

時々薪が追加されて、暖かく室内を温めます。

誰にも邪魔されない時間を過ごせる、もう13、4年通っている場所です。

 

 

夕食の片付けが終わってから、お正月花を活け替えました。

直売所で350円で売られていた梅と桃の枝の束と、残りの花材で活けた花

 

 

今日の買い物・・・雪の日が続き曇り空ばかりの北陸のちょっとした楽しみでした。

 

世の中は、またもやコロナの恐怖と、地震におびえつつ暮らさなければならない日々

備えも大切、気を付けて暮らしましょう。

充電してまた元気に若い人たちと楽しく生き生きと働けることを有難く思います。

ではではまた週末にニコ