本日、待ちに待ったアイルランドから封筒が届きました。送り主は・・・バンクオブアイルランド!!!
 
ついに待ちに待った国際キャッシュカード(アイルランドではLaser Cardと呼ばれる)が届いたと小踊りしながら封を開けてみると・・・

入っていました!レーザーカード!   の・・・   申し込み用紙・・・
え?  送ってくれたのレーザーカードじゃないの? そのためにわざわざ直筆のサインを郵送したジャン。
しかもこの申し込み用紙って普通に銀行の店頭に並んでいるやつじゃん
ちょっとマネージャーさん、僕が頼んだのレーザーカードですよ!申し込み用紙じゃありませんよ
そもそも一番最初にお願いしたの4月末なんですけど・・・一ヶ月たってやっと送られてきたのが・・・申し込み用紙って・・・そりゃあないですよ。
こっちは2週間前に買ったばかりの自転車のギアを平謝りしながら返品して現金を手に入れるというぎりぎりの生活してるのに。親父が持ってきた食料もそろそろ尽きそうなのに。
しかもフランスで定期預金を開いちゃったから20日までに最低2,545ユーロを振り込まないといけないのに・・・
しかも今週末には部屋を出てアルプスに行かないといけないのに・・・

確かに僕の英語力では電話では心配だったからE-mailでお願いしたじゃないですか
2週間前にカード送れないなら直接取りに行くって書いたら送るって約束してくれたじゃないですか

でもよく考えたらここは日本じゃないですからね。すみません僕が悪かったです。
直接アイルランドまで現金を引き出しにいきますよ。

でも今航空券確認したら・・・この前メールした時、片道20ユーロくらいだった航空券が200ユーロ以上になっちゃったじゃないですか~
電車の中で歌を歌っちゃいますよ 紙コップ持って~
ファーストフード店の前で裕福そうな人に声かけちゃいそうですよ~ 紙コップ持って~
明日もデパートの試食しか食べられないじゃないですか~ 
そして帰りにBOOK OFFでマンガを立ち読みというお決まりのパターンになっちゃうじゃないですか~
最近「新・瞬のワイン」を読んでいますがもちろん日本語版ですよ~
本当は「神の雫」が読みたいけど置いていないんですよ~
衛星放送で「Naruto」、「Dragon Ball」それに「Death Note」もやってますからかかさず見てますよ~
僕の唯一のフランス語の勉強の時間はアニメですが何言ってるかまったく分からないんですよ~
しかも残念ながら北斗の拳とキャプテン翼は有料なんですよ~
モーニング娘。が結構人気なんですが“初代”ばかりが放映されるからつい見ちゃうんですよ~
だって“初代”しか知らないんですよ~ 
今週土曜日にヨーロッパで初めて開催されるGAAビーチフットボールパリ代表に選ばれたんですが、交通費が高くて(往復1万円くらい)行けないんですよ~ 
日本人初のビーチフットボーラーとしてGAAの歴史に名を残すはずが“日本人初の金欠による欠場”という汚名を残してしまいましたよ~








フランスの国旗の色に意味があるのを知っていますか?

僕は知らなかったけどデパートを回りながらこんな意味を発見しました。


「赤いハム 白マスカット 青いパン」 ※1 正岡“ユージー”子規 ※2


どうしてデパートか説明します。普通フランスでお金を持っていない多くの人は駅に行きます。

駅前や駅の構内でお金を恵んでもらいます
アグレッシブなホームレスは電車の中まで入ってきて紙コップ片手にお金を集めて回ります
一芸に秀でた人は歌を歌ったり楽器の演奏をします。演説する人もいます。
しかし初心者の僕はそんなことできません。
ですから時々デパートへ試食しに行きます。一番のお奨めは、オペラ・ガルニエの裏にあるギャラリー・ラファイエットです。ここの紳士館2階(フランス流に言えば1階)にあるラファイエット・グルメという食品コーナーです。
ここにはうまいものが揃っている上結構試食が充実しています。カマンベールチーズ(もちろんノルマンディー産)
生ハム(スペイン産)、サーモン(産地不明)は時々食べられますしブドウは食べ放題です(僕の中でのルール)。数種類のブドウがあり、売り物ですが店員の死角にあるのでもぎって自由に食べています。うまそうなチェリーもありますが店員のまん前なのでこれには手をつけていません。焼きたての中身が青色っぽいパンもうまいです。
この前は食後(もちろん試食後のこと)にエスプレッソのコーヒーをご馳走になりました。これはコーヒーメーカーが宣伝のため提供していました。うまいものを食べると脳が活性化するものでもっとフランスにぴったりの俳句が
できました。これは次に試飲、試食したいものでもありますが

「まずボルドー 次にシャブリで ロックフォール(字余り)」 ※3 松尾”ユージー”芭蕉 ※4

みなさんご存知だとは思いますがボルドーは赤ワインで有名な産地ですね。白ワインといえばブルゴーニュのシャブリがいいですね。おつまみは青カビチーズのロックフォールをいただきましょう。


みんなそう思っているかもしれないけどわざわざ書いた人はいないだろうから

他の人に盗用されないように2008年5月28日(GMT 12:00)付で登録しておこう



でも国旗の本当の意味は次のようです


『フランス国旗は「トリコロール」と言います。
トリコロールとはフランス語で三色という意味。とり(tri)は三、コロール(colore)は色と言う意味。
てなわけで、日本語では「三色旗」。そのまんまやんけ(笑)

ちなみに二色配色の事を「ビコロール」というのはまた別の話。

この色はフランス革命時にスローガンとして掲げられた「自由・平等・博愛」を象徴している。
色そのものに意味づけがされている、というわけではなく三色だから三つの意味を象徴、と言うことらしい。

1789年7月15日、国民軍司令官にラファイエットが任命されたときに、
彼はパリ市の色である赤と青の間にブルボン家の色である白をはさんだ3色を国民軍の帽章に採用したのが始まり。
国王と人民の結びつきを表す配色が歓迎された、という事なのだか・・何故? 
まあいいや。

現在の形の三色旗が国旗として誕生したのは1794年。その前は赤白青と言う順序のときもあったらしい。
1814-30年の王政復古時代にはしよう中止にされてしまったというが、その後、7月革命でルイ・フィリップが即位してから
再び国旗として復活し、現在まで続いている、と言う。

また3色の起源としては、「オランダの三色旗の影響があった」とか、
青は「フランク王クロービス一世がつかった聖マルタンのマンとの色」とか、
赤は「12世紀頃からフランス王家でつかった<オリフランム Oriflamme>に由来している」とか、
白は「ジャンヌダルクの旗に由来している」ってな説があるそうです。

実際のトリコロールの色の比率は1/3になっている、というわけではなく
青が37%、白が32%、赤が30%と言う比率。
しかしなせ色によって比率が違うのかというと、
色には進出色と後退色、もしくは膨張色と収縮色というものがあって、
色によって距離感などが微妙に変わってくるわけです。
3色全てを同比率に見せるために後退色である青の比率を上げ、
進出色でもあり、膨張色でもある赤の比率を下げているので比率が違うんですね。』


らしいです。あっ書くのが面倒だったから誰かのウェブサイトからそのまま盗用しちゃった、ごめんなさいね



※1、※3の俳句および、※2、※4の正岡“ユージー”子規、松尾“ユージー”芭蕉はユージーランドの商標または登録商標です

パリには1ヶ月しかいなかったけどいろいろな経験をしました。

・エールフランスのパリ~名古屋間の安いチケットではノースウェストのマイレージが貯まらないこと
・12時間のフライトでパリ到着直後にGAAに参加してハードなトレーニングをしたこと
・バンクオブアイルランドのキャッシュカードがフランスでは使えずキャッシングして家賃650ユーロを払ったこと
・初めてフランスで覚えたフランス語がアボワだったこと
・大家さんと一緒に暮らした10日間、毎日ワインとチーズをご馳走になったこと
・語学学校初日に着物を着ていったらウケたこと
・学校ではボンジュールとアン、ドウ、トワしか理解できなかったこと
・アイルランドにいるときより英語を話していること
・親父と叔母が食材を20Kg持って来てくれたこと
・貧しいながらベルサイユ宮殿とフォンテーヌブロー宮殿に行って王様気分を味わったこと
・飼い猫のウンチが臭いこと
・ノートパソコンを分解したら壊れたこと
・フレームがないのに自転車のギアを買ったこと
・GAAの紅白戦で生まれて初めてのゴールがバースデーゴールだったこと
・フランスで定期預金の銀行口座を開いてしまったこと
・インロックして家に入れなくなったこと
・現在現金を5.5ユーロしか持っていないこと
・アイルランドの銀行からの速達の郵便物が1ヶ月たったのに未だ届かないこと
・2週間で数字が10まで数えられるようになったこと


こんな僕ですがパリの語学学校のホームページに載るかもしれません。
今日写真を撮られました。パリでモデルデビューです。
それも世界のイケ面に混ざって
僕は日本ではダメですがきっと世界基準なんですよ
(※本当は今日も着物を着て行ったから)
ドイツ人と英語でうずまきナルトの話をしました
お金があれば日本語だけで楽しくパリで暮らせますが
お金が少しでも英語が話せればパリで楽しく暮らせます
僕のようにお金がなく英語があまり話せないとパリで暮らすことは
できますが楽しくは暮らせません。トラブルを回避できません


今回の1ヶ月のパリ滞在で分かったことは、パリで楽しく暮らすには
十分なお金を持って、フランス語と英語が話せて、着物を着て、
昼はチーズを食べながらワインを飲み、夜はGAAでトレーニングをし
パブでビールを飲みながら世界中の人とうずまきナルトの話をして
最後にアニソンを大合唱することですね。

攻略法が分かったからには3ヵ月後アルベールヴィルからパリまで
自転車で戻った暁には、運河の畔でパリジェンヌをはべらしてやるぞ