今、落ち込みの淵にいます。
前々回から不穏な動きをしていた腫瘍マーカーが、今日の血液検査で微妙どごろか、確実に上がってしまいました。
まだ正常値に下がりきれていなかったNTTとCEAが倍近く、と言うより倍以上になってしまい、、。
ちょうど、昨年の今頃、鰻登りでどんどんドンドン上がり続けた腫瘍マーカー。
強い抗がん剤にチェンジせず無治療では、年内いっぱいの命になると宣告されたのも、この時期でした。
5年前の春に、初めての抗がん剤TS‐1を始めた時は、絶対、〈髪の毛が無くなる抗がん剤〉をやる位なら死のうと、自分勝手に誓っていました。
仕事柄、ハゲは辛いのです。
それが、いざ余命をちらつかせられると、
そんな意味不明の決意なんてどこへやら?薄汚く生への執着を示し、ハゲちょビンになる事と引き換えに生かして貰う道を選びました。
最初の経口薬TS‐1の頃、思えば、私はまだガン初心者でした。
それから続く、ディープで壮絶なガン生活等まだ知るよしもなく、、。
迎えた抗がん剤ハラヴェンでは、それでもステップ地帯の様な薄毛となり、中途半端に髪の毛は残ったのです。
勝手にですが、ハゲとの引き換えの延命です。
そのせいか、全く腫瘍マーカーは下がらず、40℃近い高熱にのたうち回り、苦しい副作用に見舞われながら、又してもマーカーは上がっていきました。そして、ついに5桁までに、、。
その段階で、左腰の骨転移の為、階段は上れなくなり、又頚椎に転移し右手が痺れ動かなくなりました。
それが、昨年の暮れです。
2020年からは、アバスチン=パキルタキセル&油木さ~ん♪のコンビに、自主的に高濃度ビタミン点滴を追加しました。
すると、今まではステップ地方の様にまだらに生えていた毛髪がパラパラと落ち、眉毛、睫毛、産毛、脛毛と身体中の毛と言う毛が全て抜け落ちて、砂漠地方いや、月面不毛地帯となりました。
まぁ、眉毛がないと人相が変わります。
こ、恐いーーっ
映画のコールドスキン(↓下参考*)の様
それはそれなりにショックでしたが、何よりも、上がり続けていたマーカーが下がり始めたのです。
まだまだ、正常値まではいきませんでしたが、右肩上がりと左肩上がりとでは、生きる気持ちが違います。
恐い人相にアイブロウ引く手も、ルンルン🎵です。
そして、今。
1月から下がってくれていたマーカーが、又逆カーブを描いたのがこの季節です。
入梅時だからでしょうか?じとじとと湿気で粉ふくカビの成長と共に、ガン細胞も芽を膨くらませるのでしょうか?
ぁーーー。嫌だ‼️
やっぱり、私って死ぬんだと、、。
絶望感を感じながら、この時期、
マーカーが鰻登りなのは、土用の丑の日が近いからでしょうか?
だから、こんなときこそ栄養つけなきゃ。
良質のたんぱく質をとりましょう。
という事で、、、。
食べられなくなったら終わりです。
やはり、最後は意地汚くも食い気。
まだまだ、生きるぞぉー!
結局、食うんかい?
↓特大サイズで美味しい評価高めの4.63
〈映画コールドスキン〉やたら評価の低い映画ですが、それなりに悲しさを帯びたファンタジー&アクション映画でした。↓↓↓